マッサージの開業資金、その内訳は?
マッサージやリラクゼーション系の店舗を開業するためには、資格を取るなど施術に関する技術を磨くことも大切ですが、資金を用意することも重要です。
開業後はもちろん、開業前にも準備のための資金が必要となります。
そこで、マッサージで開業するためにはどんなものが必要となり、それぞれどの程度のお金がかかるのか詳しく紹介していきます。
具体的な金額については1つの例として記載しておきます。ケースによって変わってきますが、これから開業を目指す人の参考にはなるでしょう。
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マッサージの開業資金:物件代
マッサージ店やリラクゼーション系の店舗を開業する場合は、施術を行う場所が必要です。初期の開業資金であっても今後の売上に影響を与える要素となるので立地選びは重要です。 自宅で開業すればコストは節約できますが、賃貸契約上の問題や信用面での問題を考えると、店舗物件を借りて開業する方が望ましいでしょう。 物件を借りる場合は、保証金や初回家賃、そして仲介手数料などが初期費用としてかかります。
持ちの資金の関係から物件代が安いものを選ぶとよくない立地の物件をつかむことになり、結果的に売上が伸びず利益が確保できないリスクが高くなります。 おおよその金額は、東京都23区内で最寄り駅から徒歩10分の10坪程度の雑居ビルであれば月額30万円の賃料になることもめずらしくありません。 その場合、保証金として家賃12カ月分の360万円、初回家賃で30万円、さらに仲介手数料が家賃1カ月分で30万円、合計420万円程度かかることになるでしょう。
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マッサージの開業資金:内装費や設備費
マッサージやリラク系の開業にあたって、物件以外で比較的大きな資金が必要となるのが設備費や内装費です。 設備費にはベッドやレジ、電話機、パソコン、そして空調などのコストが含まれます。さらに、店舗を借りてもそのまま使えることはほとんどありませんので内装工事も必要となります。 10坪規模の店舗の事例としては、内装工事として坪単価30万円で300万円、ベッド1台10万円が3台として30万円、その他機材関連で100万円として合計430万円程度かかることになります。
家資格によるマッサージの場合はレセプト管理の機器代や医療行為用の機器代がこれに加わる場合もあります。 開業時の支出ですが、設備はその後も長く使用して今後の売上を左右する要素になる重要なものであることを認識しておきましょう。
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マッサージの開業資金:広告費
マッサージやリラク系の開業にあたっては広告宣伝費も必要となります。 開業初期段階で店舗開設を認知してもらわないと、売上が増えず賃貸料などの負担をカバーできなくなり、営業の継続が難しくなります。 そのため、国家資格によるマッサージであってもリラク系の店舗であっても開業時の広告は重要だといえます。
一般的な事例としては、ホームページを外部業者に委託して作成してもらうコストが10~40万円、チラシ1万枚と新聞折り込み1万枚で合わせて10万円、合計20~50万円程度かかるといわれています。 やり方によってはさらにコストを抑えることは可能ですので、効果とのバランスを見ながら広告費の投入金額を決めるとよいでしょう。
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マッサージの開業資金:人件費
開業にあたっては人件費についてもしっかり検討する必要があります。 従業員を雇うことによって施術中でも予約受付などの対応ができるようになり、複数の顧客に同時に対応できるなどのメリットがあります。 しかし、従業員を雇うと1人あたり月20万円前後の固定費が発生することになり、経営上のリスクが高くなります。 そのため、開業当初は自分1人で切り盛りし、顧客数が増加してきたら従業員を雇って徐々に事業を大きくするというやり方がおすすめです。
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マッサージの開業資金:その他の資金
開業に必要となるその他の費用としては、固定電話やインターネットプロバイダー契約に関する通信費、開業初日から必要となるフェースペーパーやタオル、事務用品などの備品や消耗品などがあげられます。 そのほかにも、店舗を借りた直後から発生する光熱費などの手当ても必要です。 また、売上の回収タイミングと支払いタイミングの差から生じる運転資金も開業当初から確保しておく必要があるでしょう。 どんな備品や消耗品を揃えるかはコストだけで決めるのではなく、顧客に対する心配りという面も踏まえて品選びをするとよいでしょう。
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まとめ
マッサージやリラク系の開業にあたっては、資格を取るだけでなく資金の確保が必要になります。 どの程度の資金が必要になるかは、開業準備として支払う項目別に細かく試算してみるとよいでしょう。 店舗物件の保証料や賃貸料、ベッドなどの設備といった比較的金額の大きい項目だけでなく、タオルやスリッパといった少額の備品や消耗品などについてもしっかり見積もって資金計画を立てることが大切です。 開業準備中や開業直後に「資金が足りない!」という状態に陥ることがないように、資金は確実に準備しておきましょう。
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