マツエクサロン開業のために!資格取得と許可申請方法
マツエクサロンを開業するために必要な2つの準備として挙げられるのは「資格を取ること」「営業の許可を得ること」です。
このどちらもが満たせないことには、いくら資金や経営意欲があったとしてもマツエクサロンを開くことはできません。
具体的に「どんな資格が必要なのか」「必要な開業の許可とは一体どんなものなのか」を見ていきましょう。
確認してみてまだ開業ができない段階であれば、まずは必要な資格の取得から始めてみてください。
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施術者は例外なく必要!欠かせない美容師免許
マツエクことまつ毛エクステは、美容師法において美容術として該当するため、美容師の免許は必須条件となります。 経営者だけではなく施術者全員が美容師免許を取得していないといけないので覚えておきましょう。 中には美容師免許を持たずに、あるいは民間の資格を取得しただけで開業してしまっているケースもあります。
しかし、無免許営業は美容師法違反となり営業停止処分や下手をすれば逮捕されてしまいかねません。 マツエクサロンを開業したいのなら必ず取得しておきましょう。 顧客の信頼を勝ち取る上ではもちろん重要ですが、それ以上に顧客の安全を確保する上で大切です。 きちんとした正規の経営がしたいのなら、ルールは守って開業の手続きをすすめていきましょう。
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美容師免許ってどうやって取るの?具体的な方法は?
美容師免許を取るための定番の方法は、美容師専門学校へ行くことです。 美容師専門学校の場合は2年間、また通信の場合は3年間通って取得することができます。 学費として美容師専門学校は200万円程度かかってしまいますが、長い期間に渡って専門知識をじっくりと学ぶことができるでしょう。
免許は学科試験と実地試験の両方に合格する必要があります。 免許の申請は東京都江東区にある理容師美容師試験研修センターで行います。 自動車の運転免許などとは異なり定期的に更新をする必要はありません。 1度取得さえしてしまえば一生有効となる免許ですから、苦労を強いられるのは取得するまでの期間です。 取得さえすれば開業のために具体的に動くことができますから、経営を視野に入れている段階から早めに動くことをおすすめします。
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アイリストが2人以上!1人は管理美容師の資格が必要
店舗で施術をするアイリストが2人以上いる場合、最低1人は管理美容師の資格も持っておく必要があります。 管理美容師になるためには美容師の免許を取得後、最低3年間は実際の美容業務に従事していることが条件となります。 さらに、特定の講習会の課程も修了していなければなりません。
つまり、マツエクサロンを開業するのなら美容業務経験を積まなければならないということです。 管理美容師の資格を持っている人を雇うことでもカバーできます。 しかし万が一その従業員が辞めてしまった場合には問題になりますので、なるべくなら経営者自身で取得した方がいいでしょう。
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持っておくのにおすすめ!アイリスト向けの資格
取得が必須ではないものの持っておくと有利なアイリスト向けの民間資格は多数あります。 代表的なのは日本アイリスト協会のまつ毛エクステンション技能検定試験や日本まつげエクステンション協会のアイデザイナー技能検定でしょう。 他にも一般社団法人日本アイラッシュ美容協会のアイスタイリスト資格検定試験、一般社団法人NEA日本まつげエクステ協会のプロアイリスト検定などがあります。 どれもプロのアイリストとしての技術を証明するためのものではありますが、試験の細かな内容は異なるので取得しておけばおくほど知識として蓄えられるでしょう。 マツエクサロン経営者として確実に成功させたいのなら、できる限り多くの認定資格も取っておくことをおすすめします。
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資格だけじゃない!保健所の開業許可も欠かせない!
マツエクサロンの開業に必要なのは美容師や管理美容師としての免許だけではありません。 美容院の開業と同じく美容業としての保健所へ届け出をして許可を得なければなりません。 保健所に届け出をする際に必要となる項目は多数あります。
まずは店舗の占有面積や作業場の床から天井までの高さです。 面積は13平方メートル(8畳程度)以上、床から天井までは2メートル以上でなければならないという基準があるので、この条件を満たさなければなりません。 床や壁の材質は水が染み込まない材質のものであることが必須項目です。 採光は「人工照明があること」、洗い場は「洗面所があること」が最低条件なので、これに関しては特別に気をつかう必要はなさそうです。 消毒の手段としてはエタノールを用意しておくのが必須です。
布類を使用する場合には次亜塩素酸ナトリウムが推奨されているので覚えておきましょう。 それからゴミ箱は汚物箱の他に毛髪箱も用意しておく必要があります。 応急薬品や衛生材料については、包帯やエタノール、絆創膏などを常備しておきましょう。 数の報告として、換気扇や作業用椅子などが挙げられます。 作業用椅子の場合は、ベッド台とスツールをセットにして1つと数えるので間違えないように注意しましょう。
他に忘れてはならない必要条件が、保管設備の確保です。 開業許可を得る上でもスムーズに経営していく上でも絶対に欠かせないので、少なくとも1カ所以上は用意しておきましょう。 衛生面の維持や感染リスクの低さを証明するものとして、結核や皮膚疾患など、特定の伝染性疾病がないことを記した医師の診断書も提出しなければなりません。 資格についても、美容師免許だけではなく2名以上の施術者で経営していく場合は管理美容師としての資格を証明する書面を提出することを忘れないようにしてください。
さらに細かな点を挙げると営業時間や定休日の報告も求められます。 あくまで予定で問題ないので、しっかりと記載しましょう。 以上の項目をすべて書面に記入し、必要書類も用意した上で申請してください。 その後、無事に保健所から許可がおりてから初めて開業が可能となります。
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まとめ
これからマツエクサロンを開業しようと考えているのであれば、まずは美容師免許を取るところから始めましょう。 経営の安定を図るためにはそれと合わせて管理美容師の資格も取っておく必要があります。 最低限これらの資格を取得した上でマツエクサロンの開業を目指してみてください。 資格がすべてというわけではありませんが、余裕があるなら民間資格も取って技術を築き、顧客の厚い信頼を得られるように努力してみるといいでしょう。
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