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雑貨店を開業したい方へ!押さえるべきポイントと流れ

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街を歩けばいろいろな雑貨店が目に止まります。

すてきな雑貨が並ぶ店内を歩き、お気に入りの品物を見つけるのをとても楽しみにしている方もいるでしょう。

いつかは自分のお店を出したいと考えている方は、その方法を知ることから始めましょう。

雑貨店の開業の流れや必要な資金などを知っていると、普段街を歩くときの意識が変わってくるはずです。

雑貨店の品物はもちろん、内装や外装、店の立地まで参考にできることはいろいろあります。

ここでは、開業に向けてのポイントを紹介するので参考にしてみてください。

1

どんな雑貨店を開業したいか明確にしよう

雑貨店の開業は、まずコンセプトを決めることから始まります。 はっきりしたコンセプトがあることで、一貫性のあるお店づくりができるでしょう。 コンセプトを決めるときには、雑貨店に置く品物とお店を利用してもらう対象者を総合的に考えていきます。 品物についてはデザインの凝った高価な雑貨、ハンドメイドの温かみのある雑貨、価格の安い雑貨などのテーマを決めていきます。 お店を利用してもらう対象者は、学生なら学生、主婦なら主婦と絞っていくとよいでしょう。

すべての年代の人が利用することを考えると、多くの種類の品物が必要になりますし、お店づくりの一貫性がなくなってくることもあるためです。 学生が利用する雑貨店ならば品物の価格は高すぎないほうがよいですし、収入が高い層を対象にする場合は、品物の価格を高めに設定することができます。 キャラクター雑貨や薄利多売の安い品物は置かないなどのこだわりを明確にしておくのもポイントです。 たとえば「猫好きのための生活雑貨店」「ハンドメイドのバック&アクセサリー」のように、コンセプトを明確にしていきましょう。

2

自分に合った雑貨店の形態を選ぼう

雑貨店を開業する場合には、自分のお店を作る以外にも、フランチャイズに加盟して開業する方法や、ネットショップとして開業する方法があります。 自分のお店を作る場合は、すべての工程を自分で行う必要がありますが、自由度も高いため自分が作りたいお店を作ることができます。 ただ、収入の予想がつきにくいため、資金計画には余裕を持っておくとよいでしょう。

フランチャイズに加盟して開業する場合、短期間での開業が可能です。 確立された仕入れ先があり、ほかの店舗の状況を知ることで経営計画もよりスムーズに進めていくことができます。 しかし、本部から指定された雰囲気でのお店作りになってしまうため、自由度は高くありません。

お店を開業する立地を探すときは、競合する雑貨店やショッピングモール、スーパーなどを把握し、どのような人が多く住んでいる場所なのかを確認しましょう。 街中のように人が集まる場所なら既に雑貨店があって利用者が分散するという予測ができます。 また、住宅地なら競合する店は少ないものの、利用者は限られてしまうといった予測もできるでしょう。 実店舗を構える際は、このようなメリットとデメリットを調査したうえで決めていくのが大切です。 ネットショップとして開業する場合、店舗や備品が不要となるため資金を抑えられるのが特徴です。 品物を郵送するための物品などは必要になりますが、数万円から数十万円の資金での開業も可能です。

3

雑貨店開業に必要な手続き

雑貨店を開業するためには、さまざまな届出をしなければなりません。 まずは店舗所在地の税務署に開業届、事業開始等申告書、所得税の青色申告承認申請書を提出します。 開業届は開業した日から30日以内に提出することが必要です。 事業開始等申告書は、都道府県によって期限などが違うため、あらかじめ確認しておきましょう。 青色申告をすることによって所得控除を受けられるため、こちらも忘れずに。 免税店になるための一般型輸出物品販売許可申請手続も税務署で行います。

アンティーク雑貨やリサイクル品などの古物を扱う場合には、警察署で古物商許可申請をします。 提出書類は多くあるため確認しておくと二度手間になりません。 雑貨店にカフェを併設したり、手作りのクッキーやジャムなどを扱ったりする場合には、保健所の許可が必要です。 困ったときには、申請する税務署や商工会、一般社団法人全国青色申告会総連合などに相談してみるとよいでしょう。

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4

雑貨店開業の要!品物の仕入れ先について

品物の仕入れについては、物件が決まってから行うようにしましょう。 店舗の広さに合わせて仕入れをすることで、過剰な在庫を抱えることがなくなります。 仕入れ先としてメーカーと直接取引をする方法があります。 展示会や見本市に参加し、メーカーに仕入れが可能か交渉する方法です。 最低受注金額と店の規模が合っているかどうか注意しましょう。 継続的に仕入れることで掛率が下がる場合もあります。

また、問屋で仕入れる方法もあります。 実際の品物を見ながら考えることができますが、問屋に行くための交通費や時間は必要です。

ほかにも、インターネットでも品物を仕入れることができます。 24時間仕入れることができ、仕入れのために交通費や時間がかからないのもメリットです。 しかし、実際に品物を見ることができないため、事前にサンプルを取り寄せるなどの対策をしましょう。

5

雑貨店開業に必要な費用とは

雑貨店は飲食店などと違い、高額な備品を必要としません。 そのため、比較的低資金で開業することが可能です。 しかし、店舗を広くしたり、内装や外装にこだわったりする場合には、開業資金は多く必要になります。 開業資金としては物件取得費、内外装工事費、仕入費、什器備品費、広告宣伝費などを考えていきます。 内装については電気、ガス、水道といった分野だけ業者に依頼し、ほかの内装については自分で工事をして節約することが可能です。

ただし、壁を作ったり扉を新たに設置したりするなどの大掛かりな工事は消防法との兼ね合いもあるため、事前の確認が必要です。 什器については、最初から完璧に準備しておかなくても開店後の状況に合わせて徐々に揃えていくのもよいでしょう。 また、広告宣伝費についてもブログやSNSなどを利用したり、チラシ配りをしたりする程度であれば経費の削減が可能です。

6

まとめ

自分の仕入れた好きな雑貨に囲まれて働くのは、とても楽しくやりがいのあることでしょう。 しかし、雑貨店を開業するには品物の仕入れや立地の調査といった下準備が大切です。 コンセプトを明確にして構想を練るのはもちろんですが、開業後の客層や品物の売れ行き、季節などの状況に合わせて、柔軟に対応していくことも必要でしょう。 実店舗を持つ前にネットショップで独立開業するのもひとつの方法です。 自分にしかできない、すてきな雑貨店の開業を目指しましょう。

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投稿者:plus

  • 2017.09.04 投稿
  • 2022.01.18 更新

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