開業するなら注意!フランチャイズ募集の契約期間
フランチャイズで店舗開業することにはさまざまなメリットがあります。
未経験でもその業界に参入することができ、運営のノウハウや経営指導を受けることができるため、より低いハードルで店舗開業という事業を実現させることができます。
ただ、加盟するフランチャイズ店によっては、それぞれ独特の契約条項が設けられているのが一般的です。
とりわけ契約期間については、フランチャイズの運営本部によって任意に決められていることが多く、加盟する前に契約期間が何年なのかしっかりと把握しておくことが大切です。
今回は、フランチャイズ募集における契約期間に特にスポットを当てて解説します。
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業態によって違う契約期間の目安
フランチャイズ募集における契約期間は、それぞれフランチャイズ店の業態によって目安が大きく異なります。
たとえば、コンビニフランチャイズの契約期間は、一般的に10年間という年数が主流ですが、飲食店は3年~5年、買取チェーン店は3年と、それぞれ目安となる契約期間が違います。
まずはこうしたフランチャイズごとの目安の契約期間を知り、それを自分が加盟しようとしているフランチャイズの契約期間と照らし合わせてみてください。
小規模または新規チェーン店の場合は、そもそも契約期間の定めがない場合もあるため注意が必要です。
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そもそも契約期間って何?
フランチャイズ募集における契約期間とは、自分の店舗がそのフランチャイズの系列店として運営していられる期間のことです。 たとえば、フランチャイズ募集の契約期間が10年だったとします。 すると10年間はそのフランチャイズの系列店として、そのお店の商品やサービス、看板などを自由に使うことが可能となります。
ただ、10年が経過する前に、フランチャイズから脱退したいということもあるでしょう。 その際は解約料を支払わなければなりません。
また、10年たって、あらためて契約を続けたいとなっても、新しく契約し直す際の契約金や、契約の更新料を支払う必要なども出てきます。
そのため、余分に解約料や更新料を支払わないためにも、あらかじめ契約期間が何年なのかしっかり確認しておくことが大切なのです。
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契約期間についての注意点
フランチャイズ加盟の契約期間を検討する際は、まず契約期間内に初期投資費用の回収ができるかということを考えることが大切です。 店舗を取得する必要がある場合は、取得費用など大きな資金が必要になることもあります。
そのため、独立開業をしたら、まずは初期投資にかかった費用の回収を第一に考えるなければなりません。 契約期間が短すぎた場合、初期投資を回収しきる前に期間の満了を迎えてしまうこともあります。
そうならないように、最低でも契約期間内に初期費用が回収できるかどうかを目安にして、契約期間についてじっくりと検討するようにしてください。
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契約期間に関する取り決めに注意
契約期間についてフランチャイズ本部と取り決めを行う際は、契約期間そのもの以外の部分にも注意を払っておきたいところです。
たとえば、契約期間が満了になったとき、更新の手続きが必要なのかどうかや、更新するにあたって別途更新料が必要になるかどうかなどは、それぞれフランチャイズの運営会社によって詳細が異なります。
契約期間は解約料などの関係から一般的に短い方が良いとされていますが、短いからといって契約の更新にその都度費用がかかっていたのでは自分が損をすることにもなりかねません。
更新できるかできないかの基準も、それぞれのフランチャイズ運営会社によっても異なるので、そうした点の確認もしっかりと行うようにしましょう。
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契約期間の算定の仕方を確認しておく
フランチャイズとして開業する際は、契約期間の算定方法についても確認しておいてください。 というのも、契約期間がいつからいつまでなのか、その算定の方法は運営会社によって異なることがあるからです。
たとえば、同じ5年という契約期間であっても、契約が成立したその日から起算する場合と、実際に店舗が開業した日を初日と起算する場合では、実質的な契約期間の長さは大きく変わってきます。
契約したその日から期間が始まる場合、もし開業するまでに時間がかかってしまったら、オープンしてからまだ日が浅いのに契約の更新をしなければならないということもあります。
そういうことにならないよう、契約期間の算定の仕方については、あらかじめしっかりと確認しておくように気をつけましょう。
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まとめ
フランチャイズに加盟をする場合、自分の意向がなかなか通らないということもあります。 しかし、フランチャイズ加盟を成功させるためには、本部の意見と自分の意見をしっかりとかみ合わせるということが大切です。 契約期間についての取り決めなど、もし不満があるなら最初にきちんと主張するようにしてください。
不満や遺恨があるまま開業してしまうと、後になって大きな問題に発展してしまうこともあります。 特に契約期間についての取り決めは、経営の根幹にも大きく関わってくる項目です。 事前に運営側としっかり話し合いをし、自分の経営計画に見合った期間で契約できるように努めましょう。
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