資格は必要?起業のために取っておきたい資格とは

いつかは起業したいと考えていても、具体的に何から手を付けて良いかわからないという人も多いでしょう。
起業は大きなリスクを伴うチャレンジです。
そのため、実際に起業をする前に、そのリスクを少しでも減らせる対策を練っておくことが大切です。
たとえば、起業に際して資格を取得することは有効な対策の1つになるといえます。
資格の取得は知識の習得にもなり、起業のリスクを減らすことにつながります。
それでは、起業に際して、どのような資格を持つべきなのでしょうか。
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本業だけじゃない!経営に関する資格を取得しよう
起業に際して資格を持っているからといって、必ず事業を成功させることができるわけではありません。
しかし、とりわけ経営に関する知識については、起業する前にしっかりと身に着けておきたいところです。
資格の取得というと、飲食だったら調理師免許といったように、本業についての資格を考えがちです。
ただ、起業というのは本業の知識だけではなかなかうまくいきません。
起業をしたら、その都度さまざまな経営判断を迫られることになります。
その際に、本業の知識だけしかないと適切な経営判断をすることができなくなってしまいます。
ですから、これから経営者になろうとするなら、やはり経営にまつわる資格はぜひとも取得しておく必要があるといえるでしょう。
2
ファイナンシャルプランニング技能士検定とは
経営に関する資格で取っておきたいのが、ファイナンシャルプランニング技能士検定という資格です。
ファイナンシャルプランナーというのは、要するにライフプランのアドバイザーのことです。
この資格は公的年金や保険、税金や不動産についての知識を問われます。
こうした知識は「従業員を雇ったときにどのような公的年金に加入しなければいけないのか」「金融機関からの借り入れに際して元本の返済をどのように進めていくのか」など、経営のお金に関する決断の手助けになってくれます。
会社にとっては、資金繰りや資産運用は欠かせない経営項目です。
この資格を持っておくことで、経営のお金に関わる問題に強くなることができます。
3
経営状況の把握に役立つ簿記検定
起業をしたら、そのときの経営状況を把握し、それに応じた経営判断が必要になってきます。
自分の会社がどのくらい儲かっているのか、売上はどのくらいあって損失がどのくらいなるのか、こうした情報を正確に把握することは実は簡単ではありません。
会社の業績がどのような状況にあるのか、これを正確に判断することは資金繰りにも直結します。
そのためにも、帳簿を正確につけられるかどうかは経営にとって非常に重要です。
そこでおすすめなのが簿記検定です。
簿記に関する知識を少しでも学んでおくと、会社の経営状況を分析する力が培われます。
「このままいくと資金繰りが必要になる」「早めに手を打っておいた方が良い」など、簿記の知識があるだけで会社の将来的な見通しがイメージしやすくなります。
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法律の知識も!ビジネス実務法務検定とは
起業に際しては法律の知識も必要になります。
法律は専門性が高く、勉強も難しい分野ですが、ビジネスに特化した法律の知識だけであれば、習得することも決して難しくはありません。
ビジネス実務法務検定とは、ビジネスにとって重要な法律を効率的に知ることができる資格です。
ビジネス実務法務検定では、民法や会社法などのビジネス関連の法律を中心に出題され、それに加えて「会社の仕組み」といった理念的なことまで学べるような仕組みになっています。
もちろん、法律関係の問題は、顧問弁護士などに任せるという人もいるでしょう。
ただ、専門家に任せきりにするのではなく、自分でも理解を深めておくことは大切なことです。
そうした理解が会社の方針にもつながり、一致団結して経営をしていく足掛かりにもなるからです。
5
中小企業診断士で経営の基本を学ぶ
より経営の基本的な知識を学びたいなら、中小企業診断士という資格が良いでしょう。
中小企業診断士というのは、業績を上げるためのサポートをする人のことをいいます。
この資格を取得するにあたっては、経済学やマーケティング理論、経営情報システムなどの知識を学習することができます。
大企業に比べて、中小企業は体力的にどうしても脆弱な側面があります。
中小企業診断士は、そうした企業に対して経営の方針を具申できる存在です。
起業した直後の不安定な状態でも、この資格を取得しておけば激しい経営の荒波を乗り越えていくための体力を身に着けられるでしょう。
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まとめ
起業するからといって、必ずしも資格が必要であるというわけではありません。
資格の取得は、あくまで起業を有利に進めるための手段に過ぎません。
そのため、資格の取得自体が目的になってしまわないよう、なぜその資格を取得したいのか目的を明確にしておくことが大切です。
資格を取る目的がはっきりすれば、勉強にも身が入りやすくなるでしょう。
目的を明確にするということが、取得した資格を経営に役立てることにもつながります。
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