法人のフランチャイズ加盟!そのメリットと注意点は?
会社の経営は一筋縄ではいきません。
そのときの景気の状況や市場の動向によって、柔軟に対応していかなければなりません。
新規の事業展開も景気や市場に合わせた対応策のひとつですが、新しく事業を展開するとなれば時間と費用の問題が生じます。
むしろ、そうした時間と費用の問題から事業展開を見直さなければいけないこともあるかもしれません。
そこで考えたいのがフランチャイズです。
フランチャイズで事業展開すれば、ネックだった時間と費用を大きく節約することができます。
ノウハウのない分野でも、フランチャイズであれば低リスクで事業展開できる点もメリットといえるでしょう。
もちろん、フランチャイズといっても、安易に手を出すべきことではありません。
そこで今回は、法人がフランチャイズに加盟するメリットと、加盟する際に注意しておきたいことについて解説します。
1
低リスクで事業展開できる!
法人にとって新たな事業展開はリスクを伴います。
新しい事業を始めるにはコストがかかりますし、事業展開したからといって必ずしも成功できるわけではありません。
そのため、法人が新しい事業を始める際は、なるべくリスクの低い方法を模索したいと考えるのが心情です。
フランチャイズの一番のメリットは、何より低リスクで新規事業を展開できるという点です。
そもそも、フランチャイズの本部が新しく加盟店を募るのは、すでにフランチャイズ加盟による成功事例があるからです。
すでに成功事例があるということは、自分たちの加盟も成功する確率が高いということを意味します。
これは新規事業を始める上で大きなリスクヘッジになるといえます。
とりわけ成功事例の多いフランチャイズなら、より安心して加盟することができるはずです。
もちろん、成功事例の多いフランチャイズに加盟しても、絶対に成功できるというわけではありません。
そのときの市場の状況や展開する店舗エリアによっては、フランチャイズに加盟しても成功できるかはっきりしたことはいえないでしょう。
ただ、それでも新規事業のリスクを減らせることは確かなことです。
低リスクで事業を展開したいなら、フランチャイズは大きな助けになってくれるでしょう。
2
時間や費用を大幅に節約できる
フランチャイズには、すでにその分野で確立された技術とノウハウがあります。
事業展開で新たな分野に挑戦する場合、一から技術やノウハウを培うことは多大な時間と労力を要します。
その点、フランチャイズに加盟すれば、本部から必要な技術やノウハウを吸収することが可能です。
そのため、新しく技術を習得するよりも、大幅に時間と労力さらには費用を節約することができるのです。
本部からの専門的な経営指導や技術指導を受けることができるので、フランチャイズに加盟すれば自社の営業に専念することができるというメリットもあります。
しかも、フランチャイズであれば、本部の看板を借りて営業することになります。
一般にも広く知られている名前やマークを使用できるので、ブランド力を活かした事業展開をすることが可能です。
これは広告や宣伝にお金をかけずとも販売促進ができることを意味するため、フランチャイズに加盟した後の経費の節約にもつながります。
3
黒字化までの道のりが早い
新しい事業を黒字化するには時間がかかります。
事業展開してすぐに黒字化できる見込みは小さく、ある程度の雌伏の期間を覚悟しなければならないでしょう。
一方、フランチャイズでノウハウを吸収できれば、黒字化までの期間を大幅に短縮することが期待できます。
そのため、短期間で一気に事業規模を拡大したいときも、フランチャイズであればスピーディに目的を達成することができるでしょう。
吸収した技術やノウハウを自社の経営にも活用すれば、その先の経営方針にも良い影響を与えることができます。
自社の社員にフランチャイズのノウハウを習得させれば、社員教育を兼ねながら事業展開することにもなるでしょう。
また、開業にあたっての事務的な手続きも本部が代わりにやってくれます。
新しい物件の立地調査や開業店舗の用意など、独自で事業展開するとなると自社ですべてを準備しなければなりません。
フランチャイズに加盟すれば、独自展開と比べて格段に早く店舗を開業することができるので、黒字化までの道のりもグッと早めることができるのです。
4
加盟する前に本部の経営方針を確認しておこう
さまざまなメリットがあるフランチャイズですが、加盟する際はいくつか注意しておきたいこともあります。
まず、フランチャイズの方針をしっかり理解しておくことです。
フランチャイズによっては、そもそも兼業を不可としているところもあります。
兼業ができないとなればそもそも話を前に進めることができません。
無駄足を踏まないように、ホームページや説明会などでしっかり確認しておきましょう。
また、フランチャイズ本部の経営方針についての確認も怠らないようにしてください。
フランチャイズに加盟したからには、本部の意向にしたがって営業しなければなりません。
自社の経営方針と大きく異なるフランチャイズに加盟してしまった場合、加盟後に本部と軋轢が生まれてしまうこともあり得ます。
法人としてフランチャイズに加盟する場合、フランチャイズ本部とはいわばビジネスパートナーのような関係になります。
方針や理念が理解できない相手と手を組んでも事業はうまくいきませんから、加盟する前に本部の経営方針や経営理念を理解しておくようにしてください。
5
フランチャイズで相乗効果を狙うなら
フランチャイズで新しい事業を始めるにあたっては、現在の事業分野と関連性の高いフランチャイズを選ぶこともひとつの手です。
もちろん、未知の分野に挑戦するというのも、間違った事業展開の方法ではありません。
フランチャイズなら、ノウハウのない分野でも無理なく事業展開できるでしょう。
しかし、現在の事業分野と関連したフランチャイズに加盟すれば、自社の事業にも相乗効果を生み出すことができるようになります。
たとえば、自社で飲食店事業を行っている場合、加盟するフランチャイズも飲食店関係にすることで、フランチャイズの経営ノウハウを自社の営業に活用できたり、材料の仕入れなどを店舗間で共有することができたりするでしょう。
もちろん、必ずしも同じ業界のフランチャイズに加盟する必要はありません。
大事なのは現在の自社の事業と関連性があるかどうかです。
関連性があるなら、未知の分野のフランチャイズでもまったく問題ありません。
フランチャイズを選ぶときは、自社の事業と関連性があるかどうかも考えるようにしましょう。
6
フランチャイズ選びは慎重に!
フランチャイズは必ず経営を成功させることができる万能な仕組みというわけではありません。
加盟するフランチャイズによっては、本部との間でトラブルが起こることもしばしばあります。
すべてのフランチャイズ本部が優良とは限らず、中にはあやしいフランチャイズも少なからず存在します。
ですから、フランチャイズを選ぶ際は、なるべく慎重に事を進めていきたいところです。
加盟に際しては、本部との間で何度か面談の機会が設けられるはずです。
その面談で、本部が本当に信用できる存在なのか、加盟店との連携がしっかりできているかなどをきちんと確認するようにしてください。
また、面談だけでなく、実際にそのフランチャイズの加盟店に足を運ぶなどして、現場の状況をチェックしておくことも忘れないようにしましょう。
ほかにも、初期費用や加盟金、ロイヤリティの問題などもあります。
フランチャイズによっては、中途解約できないなどの条件が付されることもあります。
加盟に際しては、そういった費用面や契約条項についても確認を怠らないようにしてください。
7
まとめ
新しく事業展開することは、企業にとって大きな賭けでもあります。
大きな賭けに出るより、現状を維持することを選択する手もあるでしょう。
しかし、10年もすれば企業を取り巻く環境も一変します。
新しく立ち上げられた会社が10年以上存続する割合は非常に低く、リスクはあっても新しい一手を打つことが経営にとって最適であることは間違いがありません。
もちろん、事業展開したからといって、必ずしも成功できるわけではありません。
だからこそ、フランチャイズを利用する価値は高いのです。
確率論でいえば、独自に事業展開するより、すでに確立したビジネスモデルを吸収できるフランチャイズの方が成功する可能性は高いといえます。
経営という荒波を乗り越えるためにも、フランチャイズ加盟も選択肢に入れて、柔軟な発想で事業展開できるように計らいましょう。
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