ドッグカフェの独立開業は難しい!失敗しないためのポイントとは?
ドッグカフェの開業にあたっては、犬が大好きということは前提条件としてありますが、カフェ経営の知識も必要となります。
しかも、ドッグカフェならではのポイントもありますから、ただの犬好きでは難しいでしょう。
それでも犬が好きな方、犬好き同士での交流の場を作りたいと思っている方のために、ドッグカフェ開業におけるポイントを説明します。
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日本におけるペット犬の飼育数
一般社団法人ペットフード協会によると、2015年に犬を飼っている世帯は全国で7,985千世帯、飼育頭数は約9,917先頭に上ると言われています。2011年より年々飼育数は減っていますが、世帯数で比べると、猫の飼育世帯数より7,400世帯多いという結果が出ています。2015年の国内世帯数は55百万世帯ですので、15割弱の世帯が犬を飼っているということになります。このブームを受け、郊外や都心部に、犬と一緒に楽しむことのできるカフェが開業しています。
一般社団法人ペットフード協会による、全国犬猫飼育実態調査
【飼育頭数と飼育世帯数】
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ドッグカフェと猫カフェの違いとは
ドックカフェと猫カフェの違いを答えられますか?
猫カフェは店内で複数の猫を飼育し、来てくれるお客さんが猫たちと触れ合う場所を提供するものです。一方、お客さんが自分で飼っている犬を連れて一緒に楽しめるのがドッグカフェです。愛犬と一緒に街を散歩し、休憩がてら愛犬と一緒にカフェで休憩することが出来るということです。
猫カフェは猫を預かり、展示していることになりますので、ペットショップと同様、動物取扱責任者の選定と、動物取扱業の登録が必要となりますが、犬カフェは店で犬を預からない限りはそのような登録は必要ありません。
また、ドッグカフェは犬もお客さんとして訪れるので、一般的には犬用のメニューを用意しているケースが多いようです。
【ドッグカフェ・猫カフェの違い】
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ドッグカフェの経営って大変?
ドッグカフェの経営は、通常のカフェよりも難しいようです。
理由は以下のような点にあります。
・普通のカフェより多い開業資金が必要
・回転率がものすごく悪い
開業資金に関してはどんなカフェ開業であっても難しいところですが、一番の違いは回転率の悪さです。
猫カフェは時間単位でお金を払うので、長時間長居をするお客さんもいないでしょうが、ドッグカフェは普通のカフェと変わらず、しかも犬好き同士の憩いの場となるので、一般的なカフェよりも滞在時間が長くなります。
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ドッグカフェ経営
ドッグカフェ開業をするにあたって、動物取扱業の登録等は必要ありませんが、普通のカフェと一緒なので、保健所に食品営業許可を申請する際に、ドッグカフェの営業を記載しなくてはなりません。
審査が入念に行われますので、犬が厨房に近づけないようにする、犬用の食器と人の食器は洗う時にもきちんと分けるなど、混ざらないようにするなど衛生面に配慮した設計をするようにしましょう。
管轄の保健所により、細かい条件が異なりますので、物件を決めて内装工事にかかる前に保健所に出向いて確認をしておきましょう。
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犬用メニュー
犬が食べてはいけないもの、把握していますか?ドッグカフェを開業する場合には、犬に関する勉強をする必要があります。例えば、犬にタコ・イカなどは与えてはいけません。消化が悪く、消化不良を起こしやすい食材だと言われています。また、ネギ類は犬の赤血球に反応し、複数の症状が起こる可能性があるため、絶対に与えてはいけないと言われています。このように、犬全般に与えてはいけないものもありますし、犬それぞれでもアレルギーを持つ犬も多いので、メニューには必ず材料表示をするようにしましょう。
犬の健康に気遣う飼い主さんも増えてきているので、人用メニューと同じように、オーガニックや自然食材にこだわると、他の店と違うアピールポイントになるかもしれません。
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衛生面
食事を提供する場に犬が入ることになるので、ドッグカフェ開業するにあたって、その店でのルールを決め、入店前に必ず確認してもらえるようにしましょう。
よくあるルールを下に挙げます。
・大型犬はテラスのみ入店可
・店内に入る場合はマナーパンツ/マナーベルトの着用
・テーブルに乗せるのは禁止
・ノーリードは禁止
・人用のお皿から犬に物を与えるのは禁止
等、ルールを設定しておき、衛生面のトラブルはある程度クリアできるでしょう。
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成功させるには?
最初に説明した通り、ドッグカフェだけでは経営を続けていくことは厳しいでしょう。
経営を続けていくために、以下のようなことを考えてみましょう。
・ペットサロンやペットホテル、ドッグランの併設
・物販の充実
・コミュニティクラブの開催
ドッグカフェの一部の壁をガラス張りにし、シャンプー中の愛犬を見ながらお茶が出来たり、ドッグランで運動しながら、カフェで休憩したりという中でドッグカフェの経営を続ける。
また、雑貨やウエア、フード類の物販を充実させることでカフェ以外での収入を得ることも可能でしょう。もしくは、毎週決まった曜日に地域の犬好き同士が愛犬を連れて参加する会合を開くことも、リピーターを獲得することに繋がるでしょう。
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まとめ
ドッグカフェの開業に関して、少し具体的にイメージが出来ましたでしょうか?どんなカフェでも開業し、続けていくのは難しいことです。憧れだけでは経営できませんが、自分が大好きな犬たちと、その飼い主さんたちが喜んでくれる場を作るという目標を掲げ、全力で頑張りましょう。
普通のカフェよりもハードルが高い分、頑張る価値はあります。
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