年収1000万円?コンビニフランチャイズオーナーの収入状況
これからコンビニのフランチャイズ経営を考えている人にとって、オーナーの収入がどの程度のものになるかは気になりますよね。
コンビニのフランチャイズ経営は初期投資を少なく抑えやすく、独立開業を目指している人にとっては手を出しやすい業界だといえます。経営をする以上はある程度の収入を期待したいところですが、コンビニ経営では特に立地条件や周辺環境が店の経営と同時にオーナーの収入にも直結することになります。
オーナーの収入はさまざまな要因に左右されるので、経営を始める前にしっかりと把握しておきましょう。
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店の経営状況がオーナーの収入を左右する
コンビニオーナーの収入や年収は店舗の経営状況が大きく関係してきます。簡単にいってしまえば、店舗の経営状況が良ければオーナーの収入もアップし、逆に悪ければ収入も減ってしまうことになります。
コンビニフランチャイズオーナーの平均的な年収はおよそ550万円ほどですが、それはあくまで目安の数字に過ぎません。経営の状況が良ければオーナーの年収が1000万円を超えることも珍しくない業界であるため、いかに店の経営を軌道に乗せるかということがオーナーの収入を左右することになります。
オーナーの収入の目安はおおむね店舗の月間売り上げから計算することができます。フランチャイズ店はあくまで本社に属している店舗であるため、売り上げの一部を本社に納めなければなりません。そのため割に合わないと考える人もいますが、それでも月間売り上げが2000万円ほどあれば、売り上げに対して営業利益が2%から5%ほどで想定できるため、オーナーの年収もおよそ480万円から1200万円程度になると考えられます。
つまり、だいたい月間で2000万程度の売り上げを目指し、かつ経費を効率的に削減して営業利益をアップさせることが、コンビニフランチャイズ経営で高い報酬を得るための目安となるということです。
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立地や集客が売り上げアップに直結する
コンビニ経営に限らず、独立開業してお店を経営する場合、立地や集客が売り上げに大きな影響を与えることになります。
立地と集客はお互いに密接な関係にあり、好立地のエリアに店舗を構えることができればたくさんの集客を狙うことができます。コンビニ経営を始める際は、まずこのような多くの集客を見込める立地に店舗を構えるということが重要です。
たとえば駅前や学校の前などはコンビニを必要としている人が集まってきやすいため、コンビニ経営にとっては好立地だといえます。しかし、このような集客の期待がしやすい立地に店舗を構えただけではまだ足りません。その立地にあった品揃えなども合わせて考えていかなくてはなりません。
集客において重要なのは立地だけでなく、常連客をいかに取り込むかということです。そのエリアの人が求めている商品を見極め、効率的に品揃えを整えるということが売り上げアップに直結します。特にレジ周りの品揃えは売り上げにつながりやすく、最近では淹れたてのコーヒーを提供することで売り上げをアップさせている店舗も少なくありません。
このような集客のための方法や立地条件を考えていくことが、店舗の売り上げアップにつながり、ひいてはオーナー自身の収入にも直結していくことになるのです。
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売り上げだけでなく利益のことも考える
オーナーの収入を考える場合、もちろん店舗の売り上げをアップさせることも重要ですが、経費などの運営に関わる費用を削減して利益をアップさせることも考えなくてはなりません。
コンビニの売り上げは1カ月当たり1500万円から2000万円ほどが平均的ですが、たとえば売り上げが1500万円だったと仮定した場合、人件費や消耗品費などの販売管理費は、土地代やロイヤリティを含めて400万円から480万円ほどにのぼります。
また、利益を考える場合はこうした販売管理費だけでなく、原価のことについても考えなくてはなりません。コンビニ経営における原価はおよそ7割ということが多いため、粗利は約3割ということになります。したがって、1カ月の売り上げからこれらの運営費用を差し引いた利益を計算すると、売り上げが1500万円あった場合はだいたい75万円くらいの利益になるということです。
この数字はあくまで目安に過ぎませんが、コンビニオーナーが収入をアップさせるためには、売り上げから運営コストを差し引いた経費をアップさせるということが必要となります。売り上げアップをすることは簡単ではありませんので、そうなるとやはり経費を削減するということを考えることになるでしょう。
人件費を削減したり、廃棄ロスを減らしたりすることは利益を上げるために必要不可欠なことです。コンビニ経営を軌道に乗せて収入アップを目指すなら、ぜひとも考えておかなければならないでしょう。
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フランチャイズオーナーにボーナスはあるのか
サラリーマンなどにはボーナスがあって、そのボーナスが年収を大きく引き上げる要因になることがあります。
一方で、フランチャイズオーナーにはサラリーマンのようなボーナスは基本的にはありません。そもそもフランチャイズ経営というものは、ある企業の看板やブランドを借りて店舗を経営するということです。企業の名前や運営のノウハウなどを取り入れた経営をするため、利益を出しやすい一方でロイヤリティを月ごとに企業に支払っていくわけです。
そのため、フランチャイズオーナーというのは、基本的にはその企業に雇用されているわけではないので、たとえば福利厚生などの社会保障があるわけでもなければ、ボーナスなどの臨時の収入が企業から入ってくることもありません。
フランチャイズオーナーの年収はお店の利益によって決まってくるため、名前を借りている企業からボーナスなどがもらえるという仕組みにはなっていないのです。ただ、独立や開業をして経営をうまく企業に乗せるためには、企業のブランド力は強力に経営を後押ししてくれるので、ボーナスがなくとも高い収入を確保することは可能でしょう。
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年収を増やすために複数店舗の運営を
コンビニオーナーがより高い収入を確保するためには、まず売り上げをアップさせるための集客を果敢に行っていく必要があります。そのために、たとえば地域に密着した品揃えを用意したりなど、常連客を獲得するということが重要だと述べました。
しかしそれだけでなく、刻一刻と変化する顧客のニーズを把握して、新たな価値を提供するということも集客アップにとっては大切です。とりわけコンビニがいたるところに店舗を構えている現代においては、集客にとって新たな顧客の獲得は欠かせないことになっています。新たな価値を提供して常に集客を確保しておくことが売り上げアップに直結することになるのです。
それから、年収を高めるためには売り上げアップだけでなく、店舗を複数経営するなど事業の規模を拡大していくことも有効な手段です。コンビニオーナーで高い年収を獲得している人は、少なからず複数店舗の経営をおこなっており、たくさんの店舗のオーナーになることができれば収入も自然と増えていきます。最初は1店舗の経営だったものが、徐々に運営する店舗を増やしていき、それに合わせて年収アップに成功したコンビニオーナーも少なくありません。
複数の店舗を運営するためには、やはりマネジメント力が肝心となります。そのためにもまずは最初の1店舗の売り上げをアップさせ、それを足掛かりに規模を広げていく姿勢が求められるでしょう。
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まとめ
コンビニフランチャイズは企業のブランド力を借りて経営ができるため、独立開業においてすぐに結果を出したいという人にとっては非常にやりやすい方法です。一般的なサラリーマンの平均年収が400万ほどといわれている時代にあって、コンビニオーナーは経営がうまく軌道に乗れば1000万円の年収を目指すことも不可能ではありません。
もちろん、そのためにはどのフランチャイズに加盟するのかや、集客が見込めそうな立地に店舗を出店すること、また運営を軌道に乗せるマネジメント力など、さまざまな資質が要求されることになりますが、コンビニは今では人々の生活になくてはならない存在になっています。
多くの人がコンビニを利用するようになった現代においては、コンビニオーナーはより効率的に収入アップが期待できる注目すべき業界だといえるのではないでしょうか。
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