【開業届】税務署での流れや雰囲気を知りたい人必見!◯分で提出できる!?
多くの人にとって、税務署は身近ではありません。
しかも、なんだか近づき難い雰囲気です。
せっかく事業を始めるというときに、そんな理由で開業届の提出が滞るの嫌ですよね。
でも、税務署はそんなに怖い場所ではありません。
手続きもわかってみれば簡単です。
この記事ではわかりやすい画像を使い、誰でも【開業届を税務署に提出】できるようご案内します。
スムーズに手続を終えて、スッキリした気持ちで個人事業主として歩みだしましょう!
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税務署で開業届を提出する
開業届の提出に必要な情報をわかりやすくご案内します。
1-1.税務署での流れ
税務署で開業届をもらってから提出するまでの流れはこんな感じです。早いと、5〜10分程度で提出できます。
1.一般向けの【総合窓口へ行く】。
タッチパネルで「申告書などの提出」をタッチ。
出てきた番号カードをもらう。
↓
2.呼ばれたら、窓口で【開業届をもらう】。
「開業届を出したい」旨を伝えればもらえる。
控えもあるため複写式。
↓
3.すぐ近くの記載コーナーで【開業届に記入】。
↓
4.窓口に戻って【提出する】。
職員さんが不備がないか確認してくれる。
不備があればその場で修正。
↓
5.手続完了!
税務署での雰囲気はこちらの動画で確認できます。
やや面白い動画ですが…。
▼動画概要
「なんの知識もなく税務署に行って、その場で開業届を提出しよう!」
※動画内で印鑑を押していますが、令和3年4月以降は押印不要です。
1-2.提出先
窓口・郵送共に「納税地を管轄する税務署」に提出します。
納税地を管轄する税務署は、基本的には生活の本拠地の住所を管轄する税務署です。どこの税務署でもいいわけではありません。
1-3.提出するもの
開業届の提出に必要なものは以下のとおりです。
- 開業届(「個人事業の開業・廃業等届出書」という名称です)
- 開業届の控え
- 本人確認書類の提示または本人確認書類の写しの添付
- 青色申告承認申請書(絶対ではないが出す場合が多い)
- 【郵送の場合】返信用封筒を同封
控えはとても大切なので、なくさないよう保管してください。
「青色申告承認申請書」は多くの人が開業届と一緒に提出します。
青色申告について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
本人確認書類とは
本人確認書類は何を持っていけばいいかというと、「マイナンバーカード」です。
番号確認書類 + 身元確認書類
マイナンバーカードは「番号確認書類」「身元確認書類」の両方の役割を持つので、マイナンバーカードだけ持っていけば大丈夫です。
一番楽な方法ですね。
マイナンバーカードを作っていない人は、「番号確認書類」と「身元確認書類」を別々に2種類、用意する必要があります。
番号確認書類には、次のものがあります。
- 通知カード(氏名・住所などが住民票の記載と違う場合は不可)
- 住民票の写しまたは住民票記載事項証明書(マイナンバーの記載があるものに限る)
など
身元確認書類には、次のものがあります。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 在留カード
- 身体障害者手帳
など
1-4.提出手段
開業届を税務署に提出する手段は、次の3つです。
- 郵送
- 持参
- e-Tax(インターネット上で提出)
郵送
わざわざ持参する理由がなければ、基本的には郵送をおすすめします。
▼宛先記載例
【注意点】
▼うっかり入れ忘れてしまうのが返信用封筒。
郵送の場合は開業届の控えを返送してもらうため、返信用封筒も送ってください。もちろん控えも忘れないように。
▼簡易書留やレターパックなど、追跡可能な方法で送るようにします。
万が一届いていないと、事業の段取りが狂う可能性があります。
持参
税務署の窓口で提出します。
一般向けの総合窓口があるので「開業届を提出したい」旨を伝えて書類を渡せば大丈夫です。
受付時間は、平日の8時30分から17時まで。
土曜・日曜・祝日は閉庁しているため窓口に行きづらい人も多いと思いますが、その場で不備を修正したり、疑問があれば聞くことができるのはメリットです。
e-Tax(インターネット上で作成・提出)
e-Taxは、国の税金に関する様々な手続きが、インターネット上でできるシステムです。
国税庁が運営しています。e-Taxを利用してインターネット上で開業届を作成・提出できます。
ただし、マイナンバーカードを読み取りできる環境やe-Taxのインストールなど、いくつかの事前準備が必要になります。
事前準備をしておけば、e-Taxで毎年の確定申告もできますので、こちらもおすすめです。
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開業届の入手方法
開業届は以下のいずれかの場所で入手できます。
開業届は、個人事業を始めたことを税務署に届け出る書類です。税金面で有利な青色申告をするには開業届が必須です。補助金申請や事業用銀行口座の開設など、事業活動で必要になる場面も多くあります。
開業届について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
2-1.国税庁のホームページ
次のページからPDFファイルをダウンロードできます。
[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁ホームページ
引用:[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁ホームページ
オンライン上でPDFファイルに直接入力することもできますが、必ずダウンロードして保存した状態で入力するようにしてください。
入力内容を失わないためです。
インターネット環境があり、ダウンロード・印刷が可能な場合に適した入手方法です。
2-2.税務署の窓口
最寄りの税務署の窓口で「開業届を出したいので申請用紙がほしい」旨伝えれば、すぐにもらえます。
一般向けの総合窓口があるので、そこに行けば大丈夫です。
最寄りの税務署がわからない場合、国税庁「国税局・税務署を調べる」で簡単に調べられます。
開業届をその場で書いてチェックしてもらいたい場合や、何か質問したい場合は窓口に取りに行くといいでしょう。
2-3.e-Tax(インターネット上で作成・提出)
e-Taxで開業届を提出する場合はe-Tax上で開業届を入力作成するので、窓口や国税庁HPで入手する必要はありません。
インターネット上で手続を完結したい人におすすめです。
ただし先述したように、マイナンバーカードを読み取りできる環境やe-Taxのインストールなど、いくつかの事前準備が必要になります。e-Taxで確定申告もできるので、事前準備を完了しておくと後々楽になります。
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開業届の書き方
開業届に出てくる言葉は、一見難しそうなものが多いです。
でも、「何を書けばいいのか?」がわかれば、結構簡単に書けます。こちらの記事で項目別に詳しく解説していますので、参考にしてくださいね。
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まとめ
開業届を税務署に提出する流れについて、丁寧に解説してきました。
・税務署で開業届をもらってその場で提出するのは、早いと5〜10分程度で終わる。
・提出先の税務署は、基本的には生活の本拠地の住所を管轄する税務署。
・提出手段には「郵送」「窓口」「e-Tax」がある。
税務署は、今後も確定申告でお世話になる場所。
この機会に慣れてくださいね。スムーズに手続きを終えることができ、名実ともに晴れて開業されることを楽しみにしています!
開業届の他に何をすればいいかわからない方は、こちらの記事をご覧ください!
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