【解決】フランチャイズは儲かる?儲からない?失敗しない選択をしよう!
サラリーマンではなく、自分で事業をしたい。
でもハードルが高い。そんな時、フランチャイズについて調べると「フランチャイズなら成功できるかも!」と思えてきます。
一方、「フランチャイズなんてやるもんじゃない」という意見もたくさん目に入ります。
この記事では、「フランチャイズは儲かるのか?儲からないのか?」についてお伝えし、フランチャイズで開業するかどうかの判断をお手伝いします。
フランチャイズも廃業のリスクがあります。
やってみると性に合わないこともあるでしょう。正しく判断して、やりがいのある仕事と最高の収入を手に入れましょう!
1
【その噂ホント?】フランチャイズは儲かる?儲からない?
様々な情報を見て悩まれているかと思いますが、実際のところフランチャイズは儲かるのでしょうか?
1-1.「フランチャイズは儲かる」は本当。「儲からない」も本当。
結論としては、【儲かるフランチャイズ】と【儲からないフランチャイズ】があります。
様々なフランチャイズの噂を分析すると、以下のことが言えます。
- 「儲かる」・・・フランチャイズの良い面(メリット)を見ている。
- 「儲からない」・・・フランチャイズの悪い面(デメリット、リスク)を見ている。
儲かるフランチャイズとは「メリットがデメリット・リスクに勝るフランチャイズ」です。
「このフランチャイズは強そう!」程度のイメージしかないかも…。ビジネスのプロでもないのに、見分けるのは難しくないですか?
だからこそ、【儲かるフランチャイズ】と【失敗するフランチャイズ】を自分なりに見分けられるよう、私がご案内いたします!
1-2.フランチャイズオーナーの年収は?
▼ 業種別平均年収
- コンビニ・・・700万円
- 飲食・・・700万円
- 学習塾・・・500万円
- ハウスクリーニング・・・700万円
- コインランドリー・・・450万円
- 買取サービス・・・1,000万円
※目安。
実際はかなり収入の幅があることに注意。
平均年収も参考にはなります。
ですが、実態としては「高収入」のオーナーと「低収入」のオーナーが存在します。
例えばコンビニなら、平均年収は700万円ほど。
優良店のオーナーなら年収1,000万円を超える場合もあります。逆に、年収300万円を下回るオーナーもいます。
1-3.フランチャイズで儲かる仕組みをカンタン解説
先に、絶対役立つ基本知識をコンパクトに解説しておきます。
フランチャイズはビジネス形態の一つで、代表格はコンビニです。
街のコンビニ店舗をイメージしてみてください。
フランチャイズでは事業を拡大したい本部企業が、加盟店を経営するオーナーを募り、店舗を拡大していきます。
フランチャイズで儲けるというのは、一人の経営者として本部と協力しながら加盟店を経営するということです。
本部の社員として店長を任されるのとは違います。
【本部企業 → 加盟店】
ブランド看板、ビジネスのノウハウを始めとした総合的サポート
→ 未経験でも事業を行いやすいから儲かる!
【加盟店 → 本部企業】
毎月のロイヤリティの支払い、契約時の加盟金
→ 利益がなくても支払いがあるリスク…
フランチャイズの仕組みやオープンまでの流れについて詳しく知っておきたい場合は、こちらの記事もお読みください!
さあ、お待ちかねです!儲かるフランチャイズについて、実際のところを見ていきましょう!
2
儲かるフランチャイズの特徴①【本部側の要因】
フランチャイズは、本部が優良なだけでも、加盟店のオーナー(あなた)が頑張っているだけでも、成功しません。
まずは、「こういう本部を選ぼう」という項目を紹介していきますね。
2-1.基盤がしっかりしている
本部企業がフランチャイズ展開の基盤をしっかり整えてから加盟店を募集している場合、成功する加盟店が多い傾向にあることがわかっています。
これは、ニッセイ基礎研究所が2005年に発表したレポートで示されています。
2005年というと古いデータに感じるかもしれませんが、フランチャイズに関するデータはあまり多く見つからないため、有力な分析結果となります。
参照:フランチャイズ・ビジネスの存続状況とその決定要因|ニッセイ基礎研所報 Vol.35
ニッセイ基礎研究所のレポートによると…
一度契約すると長期間契約内容が変更できないため、長期契約したがる企業は現在・将来のビジネスに自信がある可能性が高いとされています。
他にも
・創業してからフランチャイズ展開するまでが早すぎないか?
・企業の経営状況
など、情報収集しておきましょう!
2-2.儲かる業種である
安定した収入を見込める業種であれば、成功する確率が上がります。
- 需要がある
- 競合が強くない
- 客数に対して客単価が適切
- ロイヤリティの負担が重すぎない
- 将来性がある
2-3.必要とするサポートを得られる
フランチャイズで開業する大きなメリットは、既に成功しているビジネスのノウハウを使えること、本部のフォローを受けられることです。サポートが充実していれば、フランチャイズの強みを活かして儲けられる可能性が高くなります。
逆に言うと、ノウハウを適切に提供してくれない、フォローが十分でないフランチャイズだと厳しいです。
せっかくフランチャイズで開業したのに、ロイヤリティだけ払って自分でなんとかしないといけないので、失敗するフランチャイズだと言えます。
ホームページや資料ではいいように書いてあっても、実態はサポートが薄い場合もあります。
インターネットで調べる、直接聞き取るなど、サポートの実態を把握しておくと安心です。
▼ こちらの動画は、コンビニオーナーとして成功している方のお話です。
フランチャイズ選びのリアルなイメージがしやすくなると思うので、ご覧ください。
【この動画でわかること】
- 成功した人のフランチャイズ選び(一例です)
- 企業によって「本部からの制約」や「ロイヤリティの高さ」が違う!
- 加盟店思いの本部がしてくれたこと
コンビニ以外の業種でも参考になりますね!
3
儲かるフランチャイズの特徴②【あなた自身の要因】
本部側の成功要因を確認してきました。
次に加盟店オーナー側の問題を見ていきましょう。
3-1.”自分が”事業を成功させる意識
儲けるには「どんな状況でも自分が事業を成功に導く」ことが必要です。
本部とは対等なパートナー。本部の役割と自分の役割を切り分けつつ、本部が担ってくれる部分については最大限活用して事業を進めていくことが重要です。
- 事業の成功に必要な情報を自分で集める
- 事業の成功に必要なノウハウは自分から学ぶ
- 責任を持って判断、実行する
- 上手くいかないことは自分で考え解決する
正直、フランチャイズなら本部が助けてくれる。ブランド力もノウハウもある。だから自分でもできるかもと思っていました。
本部に頼りすぎは危険です!でも、一人でやるよりも成功のハードルが低いのは間違いないですよ!
3-2.十分な情報収集に基づくフランチャイズ選び
儲かるフランチャイズを選ぶには、情報収集が本当に大切です。
検討しているフランチャイズが儲かるのか?儲からないのか?は、情報があってこそわかるからです。
お話してきた「儲かるフランチャイズの特徴①【本部側の問題】」の内容を満たしているか、事前にしっかり調べておきましょう。
▼ 確認!
- 基盤はしっかりしているか?
- 儲かる業種か?
- 必要とするサポートを得られるか?
複数企業の資料を請求して比較、インターネットで検索、問い合わせなど、いろいろできますね!
経営状態・開業したい地域に出店があるかなど、最低限の情報も得ておいてくださいね!
▼ 立地によって儲かりやすさは変わる。
3-3.能力・経験を活かせる事業である
自分に合っている仕事でないと力を発揮できないのは、フランチャイズも同じです。
いくら強い企業のフランチャイズでも、適正がないと力が発揮できず失敗します。
ご自身が培ってきた能力や経験を活かせるフランチャイズを選ぶことで、儲かる可能性がグッと上がります。
その他
- 取り扱う商品・サービスは好きか?
- その企業の方針が嫌ではないか?
なども考えて選ぶと、より成功しやすいでしょう。
3-4.制約と折り合いをつけて活かせる
フランチャイズで事業をするということは、本部の制約の範囲内で事業を行うということでもあります。
本部が構築してきたやり方があるのは強みです。しかし、ときには納得いかない、やりづらいと感じる制約もあるでしょう。
制約と折り合いをつけながら活かす姿勢があると、成功しやすいです。
フランチャイズは儲かるのか知りたかっただけなのに、やけに詳しくなっちゃったな。
自分なりに儲かるフランチャイズを見抜くためです!ここまでのお話を【失敗するフランチャイズ】の観点からまとめ直しました。気をつけてくださいね!
▼本部側の要因
・フランチャイズ展開する準備が足りていない【時期尚早】
・儲からない業種である【需要がない】
・必要とするサポートを受けられずロイヤリティのリスクが勝つ【デメリット大】
▼あなた自身の要因
・フランチャイズだからと甘く見ている【他力本願】
・いざ始めてみると思っていたのと違う【事前の情報収集不足】
・仕事との相性が悪い【能力・経験に合わない】
・全て自分の思う通りに動かしたい【制約が嫌】
4
【厳選】儲かる確率が高いフランチャイズ!
「単刀直入に儲かる業種はなんなのか教えてくれ!」という声も聞こてきそうなので、比較的儲かりやすいフランチャイズをご紹介します。
4-1.ハウスクリーニング
ハウスクリーニングは、専用の機材や洗剤を使って、家の中の様々な場所をプロが掃除するものです。
家事全般を行う家事代行と違って掃除に特化し、掃除方法や掃除箇所も多岐にわたりプロフェッショナル。家事代行型のハウスクリーニングもあります。
共働き家庭の増加や高齢化により、家の掃除を任せたいという需要は高まっています。
ハウスクリーニングは成長産業として、将来的にも需要が見込める業種となります。
・平均年収は700万円。
・年収1000万円超も目指せる。
4-2.学習塾
学習塾は、教室を作って生徒が集まれば安定的な経営がしやすく、また将来的にも需要が見込めます。
近年の社会の変化スピードは早く、さらには新型コロナウイルスの影響で社会が急激に変化しています。
そんな中でも、「子供の学力を伸ばして社会で生きやすくしてあげたい」という親の気持ちは、今後もなくならないでしょう。
ただし、時代の変化に合わせてオンラインでの授業に対応するなどの考えは持っておく必要があるでしょう。
・平均年収は500万円。
・カリスマ講師になれば年収5,000万円を超える例も。
4-3.買取サービス
買取サービスもハウスクリーニングと同様、現在需要が拡大しており、今後も拡大が見込まれれる業種です。
また、平均年収が高額な点は魅力的です。
あくまで平均ですからね。廃業〜高収入まで、幅広いんですよ!
5
プロに相談したい場合
もしフランチャイズを前向きに検討することにしたのなら、東京にはなりますが無料相談できる場所もあります。
一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会 フランチャイズ相談センター
フランチャイズ相談センターでは「フランチャイズチェーン加盟についての事前相談」など、フランチャイズ全般の相談を受け付けています。
※具体的な相談内容について回答を得られるかどうか、事前にWebまたは電話でご確認をお願いいたします。
▼ 日本フランチャイズチェーン協会って?
日本フランチャイズチェーン協会は、1972年に通商産業省(現:経済産業省)の認可を受けて設立されました。
フランチャイズビジネスを健全に発展させていくことを目的としています。
一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会HP
6
まとめ
フランチャイズは儲かるのか?儲からないのか?について、解説してきました。
・儲かるフランチャイズと儲からないフランチャイズがあるので見極める。
・フランチャイズで得られる年収は、高収入の場合と低収入の場合で幅がある。
・儲かる条件には、本部側の要因(基盤、需要など)とオーナー側の要因(自分が事業を成功させる意識、情報収集など)がある。
この記事は、気持ちが先走って大失敗したり、中途半端な情報で大切な判断をしてほしくないから書きました。
フランチャイズをやるやらないに関わらず、ご自身の道を成功に導いていただければ幸いです。
ビジェントならあなたにピッタリの
「代理店・フランチャイズ・業務委託・副業」が見つかります
オススメの代理店・フランチャイズ・業務委託・副業を集めてみました!
投稿者:plus
- 2022.03.23 投稿
- 2024.10.11 更新