リサイクルショップ開業するには?資格と集客のコツ
リサイクルショップを開業するメリットは、利益率の高さにあります。
新品の商品の利益率が5~10%に対し、中古の家具や雑貨、本、古着は50%、中古のブランド品では20%程度といわれています。
成功すれば、リサイクルショップは経営者にとって儲けが大きい商売なのです。
消費者の低価格志向や環境への配慮から、リサイクル業界は年々拡大規模にあり、その傾向は今後も続くといわれています。
利益率も高く業界規模も拡大傾向にあるため、リサイクルショップ開業は今がチャンスといってもいいでしょう。
今回は、リサイクルショップ開業に必要な資格や集客方法など、開業に必要な知識やノウハウを紹介します。
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2種類から選べるリサイクルショップの経営形態
リサイクルショップは2種類の方法で開業できます。ひとつは独立店で開業する方法です。店舗、ネットと経営者の好きな形態・経営方針で営業できる点が大きなメリットです。商品仕入れの目利きや集客に成功すれば、大きな利益を得ることができます。ただし、最近はリサイクル業界に参入する人も多いため、競争が激しい面もあります。もうひとつは、既存店舗のフランチャイズチェーン(FC)に加盟する方法です。これらの店舗は全国展開しているところも多く知名度が高いため、比較的簡単に集客できます。FC本部から経営ノウハウや教育研修が受けられるため、未経験者でも参入しやすい点が大きなメリットです。ただし、開業時に高額な加盟金の支払いや売り上げの一部をロイヤリティとして本部に納めなければならないといったデメリットもあります。
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リサイクルショップ開業に必要な資格と従業員
リサイクルショップ開業に必要な資格は、古物商許可証を取得することです。盗難などの犯罪行為により転売された商品を売ったり、犯罪行為による転売を防止したりする目的で、リサイクルショップ開業には古物商許可証の取得が義務付けられています。店舗を開く土地の管轄の警察署の「古物商担当係」で書類を受け取って申請しなければなりません。
書類の不備も想定して、遅くとも開業の2カ月前までに準備をしておくのがおすすめです。古物商許可証以外には、開業にあたり取得しなければならない資格はありません。また、経営者の自分に査定能力があっても、出張査定や商品の仕入れなどで常に店舗にいるわけではありません。自分が店舗にいなくても適正価格で商品の査定が行える、目利きに優れた従業員を雇うといいでしょう。
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リサイクルショップ開業の集客にかかる費用
リサイクルショップの集客には、大きく分けてネットと紙媒体の2種類の方法があります。ネットショップを開業する予定のある人が低予算で集客するのであれば、FacebookやTwitterなどのSNSに広告を出せば数百円程度ですみます。何十万円単位の予算を出せる場合は、リスティング広告やホームページのSEO対策がおすすめです。実際に店舗を出して営業するのであれば、ネットだけでなく紙媒体での地道な集客も必要です。
低予算に抑える場合は、1部3~4円の新聞の折り込みチラシがおすすめです。1万部刷っても予算を3~4万円程度に抑えることができます。A4やB4サイズのチラシの相場は1部が4円前後であることから、ポスティングチラシも低予算で集客できます。数十万円程度の予算がある人は、タウン誌に広告を出稿してみるのもいいでしょう。
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近年のリサイクルショップの動向
最近は家具、雑貨、衣類など何でも取り扱う総合リサイクルショップよりも、本、ブランド、衣類など専門分野に特化したリサイクルショップのほうが勢いはあります。特にここ数年は、スマホ専門のリサイクルショップも目立ってきました。専門分野に特化したほうが深い商品知識が身に付き、商品の適正価格をつけることができるからです。そのほかにも、店舗を持たない宅配買取サービスや出張買取サービスを専門とする業者も増えてきました。テナントを借りる家賃などの固定費が大幅に削減できるため、店舗型のリサイクルショップよりも査定額を上乗せしてお客さんに利益を還元できるところが大きなメリットです。また、インターネットの発達により個人でネットショップを開業したり、副業でネットオークションを行ったりする人も少なくありません。
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まとめ
開業するには、ある程度まとまったお金が必要です。会社員が休みの日に副業としてリサイクルショップ開業を行うならともかく、専業でリサイクルショップを開く場合は3カ月程度の生活費を準備しておきましょう。生活費だけでなく、どんな店舗形態であってもインターネット接続環境、電話番号取得、古物商許可証の取得などのお金が必要です。これらは総額で70万円程度かかります。
最低限の開業資金は必ず準備しておくようにしてください。開業当初は店頭やネットで買取依頼をするお客さんがあまりいないため、商品の品揃えが少ない状態です。常にお客さんに商品が提供できるよう、仕入れルートの確保も重要です。リサイクルショップはどんなジャンルの商品でも、お客さんからのニーズがあれば利益を出しやすい商売です。古物商許可証の取得以外は特別な資格が必要ないため、比較的参入しやすい商売といえます。リサイクルショップを開業するのであれば、世間のニーズにあった商品でしっかりと仕入れルートを確保するようにしましょう。
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