夢の古着屋開業！必要な資金はどれくらい？

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古着屋は個人店だけじゃない！

当然のことですが、「好き」という気持ちだけではお店の経営は難しいです。必要な知識を身につけ、適切なマネジメントをする必要があります。その第一歩として、古着屋の経営形態には個人経営とフランチャイズの2つがあることを理解しておきましょう。フランチャイズとは必要な対価を払って、フランチャイズ元が確立したサービスや商品を取り扱うことをいいます。

古着屋にもチェーン店があり、そのなかにはフランチャイズ展開をしている会社もあります。個人経営するとなると、出店エリアの選定から各種手続き、内装工事や買い付けなど、すべて自分でやらなければなりませんが、フランチャイズならノウハウがすでにあるので省ける手間も多いです。個人経営に比べて自由度は下がりますが、安心して開業を目指せると思う人も多いのではないでしょうか。

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最初に必要な設備や資金は？

古着屋開業にあたり、はじめに考えるべきは店のコンセプトでしょう。どんな雰囲気のお店にしたいのか、どのような種類の洋服を取り扱うのか、ターゲットの顧客層は、といったことを具体的にイメージし、店作りの基盤を固めます。そして、準備ができたら出店エリアを決めます。

自分の足で探したり不動産屋を訪ねたりして、自分の理想の物件を探してみましょう。物件を契約するときには賃料や敷金が必要です。テナントの敷金は6カ月分のことが多いので、「月々の家賃×6カ月分」の資金は準備しておきましょう。また、商品を陳列するために必要な什器もそろえます。なかには中古でそろえられるものもありますので、探してみれば初期費用を抑えられるのではないでしょうか。

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商品の仕入れルートを考えることも大事

また、売るべき商品がなければ何もできませんから、洋服の仕入れ方法を確立することも重要です。いろいろと方法はありますが、一般客からの買い取りが最もスタンダードな方法でしょう。お客様に不要になった洋服や小物を店舗に持ってきてもらい、それに値段をつけて買い取るという方法です。買い取りに訪れた客がそのまま購買客になることもあり、お店のPRにもなります。また、海外へ買い付けに行く方法もあります。東南アジアやアメリカなどへ自ら出向き、自分で仕入れ商品を選んで購入するのです。語学に不安がある人は、代行会社に頼んだり仲介者を立てて買い付けをしたりすることも可能です。

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資金調達は融資以外にも方法がある？

開業資金の準備方法は、自分でコツコツと貯金をする以外にもいろいろとあります。それは、国が交付している補助金や助成金を使うことです。融資とは違って基本的に返済不要なので、うまく活用しましょう。起業促進や地域活性化のために経済産業省が交付するもの、雇用促進などを目的として厚生労働省が管理するもの、あるいは各都道府県が取り扱うものなど、さまざまな種類があります。そして、補助金や助成金の申請には事業計画書が必要になりますが、この内容次第で助成金が受け取れるかどうかが決まりますので、しっかり内容を練って作成しましょう。

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まとめ

古着屋の開業にあたり、必要となる初期費用は不動産に係る資金と什器をそろえるための資金です。たとえば月々の家賃が15万円の物件を借りるなら、15万円×6カ月分＝90万円が最低でも必要になります。これに什器類や内装にかかる費用を足せば、100～200万円ほどになるでしょう。

内装のデザインにこだわればもっと高くなることもありますし、反対に什器類をシンプルなものにするなど節約をすれば初期投資を抑えることも可能でしょう。必要な資金の調達先もいろいろとありますから、自分なりにしっかりと計画を立てることで古着屋開業の夢も叶えられるのではないでしょうか。