【3分で理解!】フランチャイズとは?をわかりやすく説明します
街中を歩いていて、お弁当屋さんやコンビニの店頭広告で「フランチャイズ」という言葉を見かけたことはありませんか?
例えば「フランチャイズ加盟店オーナー募集!低資金で開業できる!」や「詳しくはフランチャイズ説明会へ!」などです。
なんとなく「チェーン店を開業する事かな?」とは分かるけれども、もしも自分自身が働くとしたらどのように関わっていくのだろうと思われている方も多いのではないでしょうか?
今さら人には聞けない「フランチャイズ」をわかりやすく図解付きでご説明いたします。
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フランチャイズとは
【フランチャイズビジネスの定義】
フランチャイズの定義には様々ありますが、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会が掲げている定義と、法律的な観点から中小小売商業振興法で定められている定義をご紹介します。
日本フランチャイズチェーン協会による定義
『日本フランチャイズチェーン協会は、フランチャイズビジネスを以下のように定義しています。”フランチャイズとは、事業者(「フランチャイザー」と呼ぶ)が、他の事業者(「フランチャイジー」と呼ぶ)との間に契約を結び、自己の商標、サービス・マーク、トレード・ネームその他の営業の象徴となる標識、および経営のノウハウを用いて、同一のイメージのもとに商品の販売その他の事業を行う権利を与え、一方、フランチャイジーはその見返りとして一定の対価を支払い、事業に必要な資金を投下してフランチャイザーの指導および援助のもとに事業を行う両者の継続的関係をいう』
中小小売商業振興法による定義
『主として中小小売商業者に対し、定型的な約款による契約に基づき継続的に、商品を販売し、又は販売をあっせんし、かつ、経営に関する指導を行う事業をいう。』
引用:中小小売商業振興法
う〜ん。。。正直言って、2つとも専門的用語が多すぎてよく意味がわかりませんよね。要するに、例えばあなたが ”新しく事業を始めたい!“と思い、いざ行動に移そうとしたとしましょう。
基本的に、新たな事業をスタートさせるには、
- ・場所(駅近なのか、郊外なのか、学校の近くなのか)
- ・規模(1日の来店が1000人以上の大型店なのか、地域密着型の小規模店なのか)
- ・仕入先(各製造元から直接仕入れるのか、問屋を介して仕入れるのか)
- ・宣伝(チラシ広告、ネット広告)
- ・事業計画(年間売上、月間売上、日別売上)
などなど様々な問題やクリアすべき課題が生じるため、単独でスタートをさせるには、小さなお店からでも相当な時間と労力を要します。
フランチャイズとは、なかなか個人レベルでは直ぐには解決できない複雑な問題を、フランチャイズ本部が蓄積したノウハウや知名度のあるお店の看板を加盟店に公開し、研修制度やマニュアルの配布などによって開業の支援を行うことを言います。
言わば、料理で言う秘伝のレシピを公開するようなイメージですね!
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フランチャイズの仕組み
フランチャイズの仕組みを図解で解説
フランチャイズ本部(フランチャイザー)と契約を結ぶと、彼らが有するシステム・ノウハウ・看板等が公開され、加盟店となる事業者(フランチャイジー)はそれを使用する権利が与えられます。また、開業までの具体的な動きも、本部より研修やマニュアルを使って教えてもらえます。
フランチャイズ本部はノウハウを公開した対価として、大きく分けて2つの報酬を得ることがきます。
加盟金 | フランチャイズ契約をした時に、加盟者が本部に支払う契約料のようなもの |
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ロイヤリティ | 月の売上の何%を支払うもの |
フランチャイズビジネスは、ノウハウを提供するフランチャイズ本部と、事業を行う加盟事業者はビジネスパートナーとして立場上対等であるということが大前提です。本部としては加盟店を増やすことで、お店出店の経費の負担を分担できることから低コストで事業規模の拡大が見込める。
加盟者としては、本来なら長い年数をかけて取得できるノウハウを短期間で習得することができる。つまり、フランチャイズビジネスと本部と加盟店の互恵関係の上で成り立っているので、お互いの信頼関係が非常に大切になってくる事がわかりますね。
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オープンまでの簡単な流れ
基本的なフランチャイズの仕組みは分かったけれど、じゃあ実際はどういう流れでお店をオープンさせるの?ここでは、契約から店舗オープンまでの流れを簡単にわかりやすくご説明致します!
いかがでしたかでしょうか?基本的にはオープンまでは本部の担当者が一緒になってお店を開業するお手伝いをしてくれます。
研修・サポートが充実のフランチャイズ(FC)加盟募集一覧で独立・開業・起業情報を探すまたオープンした後も、基本的には社員研修や経営相談に乗ってくれるようなサポートがあるフランチャイズ本部が多いので、とても安心ですよね。
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フランチャイズの種類
では具体的に、どのような業種がフランチャイズ展開されているのでしょうか?
日本で一番初めにフランチャイズシステムの展開をしたのが、あの有名なお菓子屋さんの「不二家」だという事は意外ですよね。
皆さんが普段何気なく利用しているお店は、実はフランチャイズ展開が多かったりします。つまり、誰でも気兼ねなく始めることが出来るということですね!下記が主な業種とそれぞれの代表的な企業となります。
- ・小売・コンビニ(セブンイレブン)
- ・飲食店・ラーメン店(横浜らーめん壱角家)
- ・塾・スクール(ECCジュニア)
- ・介護・リハビリ(さくら介護グループ)
- ・貴金属・ブランド買取(大黒屋)
- ・携帯電話販売(SoftBank)
- ・美容院・エステ(mod’s hair)
- ・ハウスクリーニング(レンタル&クリーニング)
業種によって開業資金も収益モデルも全くことなるので、募集媒体等で資料請求をして、自分にあったビジネスをじっくり比較検討しながら探すのが良いかもしれませんね。
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日本のフランチャイズビジネスの規模は?
ここでは、フランチャイズのビジネスの規模を見てきましょう。
日本のフランチャイズチェーン協会(JFA)の2018年度の統計調査によると、2018年度の日本国内のフランチャイズチェーン数は、1,328チェーンで、前年度より11チェーン減(△0.8%)となりました。
国内の店舗総数は(直営店と加盟店の合計)26万4,556店で、前年度より1,066店舗増(+0.4%)で10年連続雄増加となりました。売上高は26 兆 2,188億円で、(+2.8%)と前年より6,520 億円増とこちらは9年連続のプラス成長となりました。
出典:日本フランチャイズチェーン協会統計資料
同協会の統計で確認できる、調査結果が1983年には売上高はおよそ3.4兆円でしたので、30年間ちょっとで約7.6倍の市場規模に成長していることがわかります。
オーナーの個性が反映しやすいフランチャイズも増えており、のれん分け制度を起用し、屋号(お店の看板)を自分でつけられる本部も登場。また、近年では政府の「働き方改革」によって副業を推進する会社も増加傾向にあり、空き時間にできるビジネスや本業の合間に副業をやる人も増えています。
さらに、収入の減少や将来の見通しの不安により今後独立開業をしたいというニーズが増えてきています。そのような中、すぐに独立開業するのは勇気がないという人のために、副業からスタートできるフランチャイズも出てきており、フランチャイズ業界熱はまだまだ冷めることを知りません。
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まとめ
以上、わかりやすくフランチャイズビジネスとは何かをご説明させて頂きました。フランチャイズへの加盟はあなたの人生にとって間違いなく大きなターニングポイントとなるでしょう。
開業自体は本部からの支援もあり順調にいった!という人が多いのですが、フランチャイズはサラリーマンとは全く異なるという事を深く銘記しておかなければ成功はありません。
全てを犠牲にしてもそのビジネスをやる覚悟があるのか?経営の全責任を負う自覚は持っているのか?困った時は本部が助けてくれるという甘えはないか?自問自答したその上で覚悟があってのフランチャイズ加盟であれば、大抵成功するでしょう。
色々と苦労はあるでしょうが、それすらも楽しんで努力を惜しまず頑張ってくださいね。
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