自分に合った買取店で開業しよう!特徴と注意点まとめ
リサイクルやリユース、エコなどが注目されていることもあって、中古買取業は近年さまざまな分野で伸びを見せている業種といえます。
昔の使い捨てという概念が薄れ、ものを大切に使うという考え方が浸透しているのが背景にあります。
その一方では、不用品を廃棄するよりできるだけお金に換えたいという考え方を持つ人が増えているのも理由のひとつです。
買取業といってもその内容によって必要な知識ややり方には大きな違いがあります。
買取業として始めるには何が必要のか、扱うものによって注意したい点や特徴はどんなものが考えられるのかをまとめてみました。
自分の趣味や知識を生かしながら、自分に合ったもので買取業を開業してみましょう。
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個人それとも法人?自分に合った経営形態を選ぼう
何を買取するかで開業に必要なものや準備資金は異なります。個人経営でも法人経営でも可能な業種で、自分に合った方法を選びやすいといえます。少ない資金で始めるなら、自宅の一室を利用してオンラインショップで営業するやり方もできますし、リアルショップとの併用も可能です。大型店で始めるなら法人にしてスタッフを雇用するのもいいでしょう。ノウハウを知りたいなら、フランチャイズに加盟するのもいいかもしれません。
買取業として開業するには扱うものに関係なく「古物商許可証」を取得するのが一般的です。「古物商許可証」の申請は各都道府県の警察署で受け付けており、申請にかかる費用は1万9,000円程度です。個人経営と法人経営では申請する際の書類が若干異なります。個人の場合は申請書の他に住民票や誓約書、身分証明書に略歴書など比較的少ない書類で可能ですが、法人の場合は会社の定款や登記事項の証明書など書類の数も増えてきます。まずどこで何の買取業を開業するか方向性が決まったら、事業所所在地を管轄する警察署に申請の相談をしましょう。
古物商許可証申請http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/kobutsu/kobutsu/kyoka.html
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貴金属買取のポイントと注意点
貴金属の買取業を開業する場合は、古物商許可証の他に「宝石鑑定士」の資格が必要になります。「宝石鑑定士」の資格を取得するには宝石の基礎から学ぶことが必要で、国内外に教育機関があります。直接スクールに通う方法と通信教育にも対応しているところがあるので、自分のライフスタイルに合った方法での勉強と取得が可能です。「宝石鑑定士」は民間資格で、実際にはどこの機関で学んだかによって細かい呼び名が変わります。日本国内では一般的に「宝石鑑定士」と呼ばれています。貴金属買取業の注意点として第一に挙げられるのは「宝石鑑定士」の資格を取得することでしょう。
顧客の信頼度が大きく左右されますし、確かなものを仕入れるための知識は当然必要です。そしてセキュリティ面にも注意しなければいけません。商品の盗難はもちろんですが、近年は買取した際の個人情報の漏洩なども問題になることがあります。正しい知識と資格、そして個人情報も含めたセキュリティをしっかりすることが信頼につながるといえます。
ジャパンジュエリービジネススクールhttp://www.jbs-web.jp/industry/judgement.php
GIA通信教育https://www.gia.edu/JP/gem-education/distance
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金買取で開業するなら?主な特徴と注意点
金などの地金を専門にした買取業も人気の業種です。金などの地金は毎日レートが変動しますが、金は地金の中でもレートの変動が少ないことで知られています。貴金属に限らず、買取するときには新品で購入したときよりも値が下がってしまうのが一般的です。これは使用した分「中古」という価値しかなくなってしまうからですが、金などの地金の場合は溶かして再利用ができるため資源として扱われます。
金買取はアクセサリー類や金貨などを対象にするところが多く、始めやすいといえます。資格は「古物商許可証」で可能ですが、アクセサリーとして扱うなら「宝石鑑定士」の取得もおすすめです。金は純度に応じて値段が変わり、10K、14K、18K、24Kといった刻印で表されます。24分率で表示されているので24Kの場合は、24分の24となり100%金ということになります。イエローゴールドやホワイトゴールド、そしてピンクゴールドなどの色の違いは金に何を配合したかで変わるだけで、価格には影響しません。顧客の信頼を得るには、しっかりした説明と正しいレートに沿って買取をすることが大切です。
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プラチナ買取で開業する場合の特徴と注意点とは?
貴金属の中でもプラチナはレートの変動が大きいといわれています。タイミングによっては金よりはるかに高値が付いていることもありますが、金より下がってしまうこともあります。金が比較的変動が少ないのに対して、プラチナはレートの差が大きいという傾向です。しかし、プラチナはレートが低いときでもアクセサリーとして新品で購入するときには価格が下がることがほとんどありません。同じデザインでも金より高く売られているのが一般的です。
これは、プラチナが金よりも硬い金属なために加工に高い技術を要するのが理由で、いわば加工料と考えられます。プラチナはレートの変動が大きい傾向のある金属ですが、金額の差をうまく利用すれば上手に利益を得やすいといえます。貴金属を扱うなら、地金を専門に扱う場合でも「古物商許可証」以外に「宝石鑑定士」を取ると強みになるでしょう。ブランドのアクセサリーの場合はレートが低い時期でも価値が下がりにくいので、買取には知識と経験が必要です。
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中古車買取で開業するなら?特徴と注意点
車が好きな人なら、中古車の買取と販売で開業するのもいいでしょう。中古車の場合も営業するにはまず「古物商許可証」が必要です。その他には「中古自動車鑑定士」があるといいですが、これは必ず持っていなければ開業できないというわけではありません。顧客の信頼を上げるという点ではおすすめです。車が好きで経験や知識が豊富であれば始めやすい業種といえるでしょう。
中古車買取の方法はオークションの参加や個人からの買取などがあります。他の買取業でも見られますが、中古車業界も実店舗を置かずにネットショップで仲介として利益を得るというやり方は増えています。買取だけでなく修理ができる人であれば、修理と買取、そして販売を併用して行うのもいいでしょう。近年は車のパーツをネットで購入する人が増える傾向があるものの、一方で取り付けや修理ができずに困っている人もいます。ネットで購入したパーツの取り付けを受けるなど、中古車販売と関連したサービスを考えるのもおすすめです。
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安定経営のポイントは立地と集客!おすすめは?
テスト買取業として開業するには、どの業種であっても「古物商許可証」は必須になります。その他は何を買取するかで分かれてきますし、資金の規模で変わってきます。貴金属であっても中古車でも、自宅を活用するなどの小規模のものから大型店として開業するのも可能です。何を始めるにしても、知識と経験を生かせるものを選ぶのが成功につながるポイントといえるでしょう。
また、知識のある分野でも、商売自体が初めてで不安な場合にはフランチャイズで始めるのもおすすめです。研修制度を設けているところも多く、集客のノウハウや開業後のサポートも期待できますし、仕入れ先ルートの確保などがしやすいというメリットがあります。小規模で始めるなら自宅の一部を活用する人もたくさんいます。ネットショップなら立地は関係ありませんが、中古車の場合は交通量の多いところを選ぶなど、何を買取するかで実店舗の立地は吟味しましょう。ショッピングサイトへの出店やオークションサイトの参加も集客と安定系につながる方法のひとつです。
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まとめ
中古買取で開業するには、自分が好きなものを対象にするのが一番です。どれも「古物商許可証」を取るのは共通していますが、それぞれに特徴はあります。趣味として続けてきたものや自分が好きなものであれば、楽しみながら仕事を続けやすいでしょう。商売として始めるにはさらに豊富な知識は求められますが、好きなものであれば資格の取得や勉強にも積極的に取り組めます。
実店舗を構える場合には接客マナーの必要性も考えなければいけません。ネットショップだけで開業する場合でも、顧客の対応には誠意を持って迅速に応える姿勢も必要です。買取業を行うには、それぞれに求められる知識や必要に応じた資格を取り、自分に合った規模で個人か法人のどちらを選択するか考えてから準備しましょう。
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