マツエクサロンで独立開業しよう!成功のポイントは?
手軽に目元のおしゃれを楽しめるまつげエクステは、幅広い層の女性から支持されている美容アイテムです。
自分で施術することも可能なマツエクですが、やはりプロのアイリストによる確かな技術で、美しくなりたいと考えている女性は多いでしょう。
そのため、マツエク中心の美容サロンも女性から大きな支持を得るようになってきました。
マツエクのサロンはユーザーだけでなく、開業を目指すアイリストからも魅力的です。
開業資金や運営費が安い、ライバルが少ないなどのメリットを活かし、新規参入を試みるアイリストは増えています。
ここでは、マツエクのサロンで独立開業を目指す人のために、開業資金から資格、手続きなどの情報をまとめてみました。
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マツエクの市場は?独立開業で儲かるのか
2017年現在では全国で、約140万人(全人口の1%程度)がまつげエクステのユーザーと予想されています。 しかし、市場を考える際にはユーザー数よりもむしろ、客単価の計算が不可欠です。 マツエク1回の利用料金は4,800円程度で、2週間~3週間に1度の施術ペースで年間に20回程度利用するのが相場です。 つまり、1人あたりの年間利用金額は、約5万8,000円と見込めます。 これに140万人という人数をかけると、年間、全国で8億円~10億円程度の市場が存在しています。 マツエク以外のオプションを利用しているユーザーを含めると、市場はさらに増大するでしょう。
2ただし、まつげエクステは全ての日本人に需要があるサービスではありません。 マツエクを利用する層は10代から50代までの女性に限定されると考えられます。 マツエク市場に参入するなら、ターゲット層が多く住んでいたり、頻繁に訪れたりする地域を選定して開業しましょう。 ライバル店が少ない土地を見極めるのも重大なポイントです。
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マツエク市場に参入のメリットは?初期投資や利用頻度
まつげエクステのサロンは都市圏で人気を誇っているものの、地方では数が少なく市場が開拓されているとは言い難い状況です。 しかし、この状況はむしろ、新規参入の事業主にとってライバルが少ないことを意味します。 上手くいけば、サロンを開業してすぐに地方のユーザーを大量獲得するのも夢ではないでしょう。
マツエクのサロンは初期投資も抑えられます。 シャンプーやカットなどの必要がないマツエクサロンでは、通常の美容院の初期投資が1,000万円前後であるのに対し、100万円から300万円ほどで開業することも可能です。
その一方で、料金がてごろなマツエクは、多くのユーザーにとって気軽にリピートできるメリットがあり、常連客を生み出しやすいサービスです。 常連客に対する宣伝を怠らなければ、一定の売上は見込めるでしょう。 また、最低限の道具類を除けば、マツエクのサロンはエクステ以外の原材料費が少なく、経費を節約できるのも独立開業向きの条件です。
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マツエクの独立開業に必要なのは?資格や手続き
まつげエクステのサロンを独立開業するにあたって、必須なのは美容師免許です。 経営者本人が美容師免許を持っている必要はありませんが、現場で施術にあたる人間は資格者でないと認められません。 そのほか、アイリストの能力を磨き、信頼性を高めるための検定があります。
技能検定は主にJLA(日本まつげエクステンション協会)、JEA(日本アイリスト協会)技能検定、NEA(日本まつげエクステ協会)、NEBA(日本アイラッシュ美容協会)、日本アイリスト医療学会などが主催しており、美容師免許のない人間でも勉強をすることは可能です。
サロン開業の手続きは、美容院と同じく美容所登録を行うのが基本です。 保健所の指導に従い、美容所としての規定に準じた環境や安全性をクリアし、営業許可をもらいます。 アイリストが2人以上ならば、施設の衛生管理を法律に従って行える「管理美容師」の資格者が必須です。 複数のアイリストを雇うつもりなら、管理美容師を確保しましょう。
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マツエクの開業資金と運営費を計算!
まつげエクステのサロンにおいて、開業資金の目安は100万円~300万円程度です。 しかし、この金額はあくまで目安で、変動するケースもあると覚えておきましょう。
以下、資金と運営費の細かい内訳です。
家賃はテナント料、部屋の賃貸料、契約料などは物件によって変動します。 安い物件と契約しても、店舗としての環境を整えるために内装費が加わってきます。
このほか、マツエク施術用ベッド、デスク、椅子、鏡、音響設備、照明などが主な初期投資です。 継続して支出する運営費は、光熱費、エクステはもちろんとして、アイリストの施術道具にも消耗品が目立ちます。 グルー(接着剤)、ツイーザー、テープ、リムーバーのほか、衛生管理用品も必要です。 経営者以外のアイリストを雇う場合には人件費も加算されます。
初期投資や消耗品は予算を設けずに選ぶと莫大な費用がかかりがちです。 オークションや、閉店したサロンからの譲渡などを探し、安く抑えるように工夫しましょう。 ただ、主な機材は店内の雰囲気を左右する要素ですから、集客のことを思えば妥協せずに決めたいところです。
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フランチャイズならば美容師免許がいらないって本当?
既に紹介した通り、まつげエクステサロンの開業には美容師免許が必要ですが、オーナー自身が美容師免許を持っていなくても、現場のアイリストに免許があれば開業できます。 問題はアイリストをどうするかですが、フランチャイズであればアイリストを企業が用意してくれるケースもあり、新規募集の手間を軽減できます。 美容師免許を取得するまでの期間を必要とせず、オーナーの本来の仕事である経営に集中できるのはフランチャイズのメリットです。
また、企業の知名度や宣伝力を利用して経営できるために、開業後すぐサロンが軌道に乗る可能性もあります。 フランチャイズの開業資金は、およそ500万円からが相場で、その内訳は企業との契約料や研修費などの名目で支払う費用が含まれます。 実際の経営面においては、コンセプトや方針についても母体企業の指示をあおがねばならず、自由度は制限されるでしょう。 とはいえ、名前の知れた企業の傘下に入ると、そのネームバリューから安心感が生まれやすく、集客の面で苦労するリスクは軽減できます。
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アイリストが実践したい!マツエク経営で大切な心がけ
アイリストとして、まつげエクステサロンの経営で心がけたいポイントは「向上心」です。 たとえば、どんなに技術が高いアイリストでも向上心を失えば、施術がマンネリになりユーザーの心が離れていきます。 美容業界はトレンドの移り変わりが激しく、日々技術も更新されています。 経営者の立場に甘えず、トレンドに乗り起これないようリサーチを続けましょう。
宣伝活動も経営を左右するポイントです。 広告費を払ってメディア露出するのは難しくても、SNSを使えば無料で情報発信が行えます。 特に、ツイッターやインスタグラムはファッションに敏感な女性からも注目度も高いメディアです。 また、無料掲載できる情報サイトも少なくありません。
ただし、宣伝にこだわりすぎて肝心のサービスがおろそかにならないように気をつけましょう。 サロンは口コミが広まりやすく、サービスのいいサロンの評判は拡散される一方で、サービスが悪いサロンも有名になりがちです。 目の前のお客さんを大切にする気持ちを忘れず、経営と向き合いましょう。
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まとめ
美容師やアイリストとして雇われていても、なかなか労働条件は良くならず、不満を抱えている人は多いでしょう。 美容業界で成功するためには、独立開業を真剣に考えるのがおすすめです。 自分のやりたい仕事で収入を増やせるならば、理想的な将来が広がっていきます。
特に、一定の市場規模がありながらもライバル店がまだまだ少ないまつげエクステのサロンは新規参入するにはぴったりのジャンルです。 開業する地域を見極めて、良質のサービスを届ければ、すぐに人気店の仲間入りを果たしてもおかしくないでしょう。 そのために大切なのは、緻密な事業計画に沿った開業資金の用意です。 独立を目指すアイリストは施術の技術だけでなく、経済感覚も磨くことが肝心です。
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