フランチャイズの開業における失敗・悲惨な事例とは
独立・開業するにあたっては、それなりのリスクを抱えるものです。
独立・開業した店舗は基本的に0からのスタートとなりますので、お客様からの信頼を築くまで時間がかかることが多く、売上が伸びるまである程度の期間が必要となります。
フランチャイズを上手く活用することでお店の「認知度」や「信用度」が増しますので、早期に売り上げを伸ばしやすいという利点があります。
しかし、フランチャイズを利用した独立・開業にも気を付けなければいけない点がいくつかあるのです。どのような点に気を付けなければいけないのでしょうか。
経営に失敗しないためにもよく理解しておきましょう。
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フランチャイズの注意点1「経営者の視点に立つこと」
せっかくフランチャイズで独立・開業しても、「オーナーの能力が不足」では成功に結びつけるのは難しいでしょう。
このような失敗によくありがちなのが「従業員としては優秀だけど、経営者の能力に欠けていた」といったものです。
独立・開業する前は同業種の会社へ修行に出掛けるケースがほとんどでしょうが、そこでいくら優秀な成績を修めたからといって油断してはいけません。
独立・開業するということは「経営者になる」ということですので、目先の営業成績だけに一喜一憂してはいけないのです。
経営状況をよく把握しておらず、気が付いたら「火の車」だったという悲惨な事例も見受けらます。
現時点での利益率がとてもよくても「将来的にどのような経営状況になっていくか」という予測を常に意識して運営していく手腕が問われるのです。
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フランチャイズの注意点2「初期投資は計画的に」
フランチャイズでの開業は比較的売上を早期に伸ばしやすいという点がメリットです。
しかし、店舗によって立地条件や需要の多さなどは異なるため、利益がでるまでの期間というのはそれぞれによって違います。
そのため、開業資金はできるだけ多い方が余裕をもてますが、店舗の改装費用や人件費などで見栄えを気にするあまり、当初の計画よりも使いすぎてしまうといった失敗事例があります。
当然のことながら資金がなくなってしまえば、人件費や水道光熱費などの費用を削減せざるをえず、さらに苦しい状況に陥ってしまうでしょう。
このような悲惨な状況にならないためにも、初期投資は慎重かつ計画的に考える必要があります。
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フランチャイズの注意点3「外部環境は要注意」
経営が軌道にのってきたとしても油断してはいけません。
外部の環境が変化したことによって、一気に経営が悪化してしまうという失敗事例もあるからです。
外部環境による経営の悪化について考えられるのは「競合店の出店」や「市場環境の変化」があります。
コンビニやファミレスなどによくあることですが、道路の向かい側に競合店が出店してくる悲惨なケースもあるのです。
各社それぞれエリアごとの売り上げを調査しており、利益がでている店舗ほど競合店が出店してくるリスクは高いので要注意だといえます。
後者についてはインターネットの発達によって電子商取引が活発になってきたように、自分の力だけではどうにもならないケースもあります。
常に市場のニーズがどのような方向へ向かっているかというものに敏感になっておく必要があるでしょう。
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失敗しないためにできること1「開業時の資金」
フランチャイズで失敗しないためにも開業時の資金はできるだけ多い方がよいです。
開業には多額の費用がかかるため、自己資金だけでは賄えない場合には金融機関から融資を受けることになるでしょう。
その際には初期投資の金額だけでなく、開業後の仕入れ費用や人件費、売上高の予測といった複合的な要素を慎重に計算したうえで行いましょう。
また、可能な限り金利が安い金融機関を利用する方がよいですが、金利については「変動型」と「固定型」の2種類があります。今後の金利状況の予測も含めて検討する方がよいでしょう。
開業資金を確保する上で忘れてはいけないのは、補助金です。
各市町村では地域振興のために各種補助金を出して開業を後押ししていることがよくあります。
利用するには一定の条件が必要になりますが、上手く使うことができればとても役立ちます。
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失敗しないためにできること2「売上予測は正確に」
失敗しないためにできることには「売上予測を適正に行うこと」も挙げられます。
この予測がしっかりしていないと、開業後は資金が上手く回らず非常に苦しむことでしょう。
売上予測には「既存店舗の売上額の平均値」や「近隣店舗の売上額」を参考にしたものがあります。
しかし、実際には交通事情や地域のニーズに微妙な差がありますので、それらがきちんと加味されているかどうかを検証してください。
フランチャイズを展開している事業者はそれなりに会社の規模も大きく、ノウハウを持っていることが多いのですが、それでも鵜呑みにするのはやめましょう。
納得できるまで話し合いを続けるようにしてください。
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まとめ
フランチャイズを展開する企業はノウハウを持っているので、独立・開業を目指す人にとってはハードルが低く感じられます。
そのため、勢いで開業してしまった結果、失敗してしまうという事例もよくあります。
フランチャイズを利用することにはそれなりにメリットがありますが、大切なことは経営者がしっかりと地に足が付いた将来のビジョンをもっておくことです。
フランチャイズのメリット・デメリットをよく理解したうえで、検討するようにしてください。
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