未経験からフランチャイズ！気をつけるべき5つのこと

1

任せきりにしない！自分でも業界について調べておこう

未経験者にとって、フランチャイズは安心して事業を展開できるビジネスモデルです。

そのため、フランチャイズというだけで、よく調べもせずビジネスを始めてしまうことがあります。

しかし、そのような事業の始め方は危険です。

フランチャイズに任せきりにするのではなく、自分でもその分野の事業について詳しく調べておく必要があります。

未経験者の場合、わからないこともたくさんあるはずです。

だからこそフランチャイズに加盟するわけですが、わからないことをわからないままにしておくと、いざフランチャイズを始めたときに損をすることにもなりかねません。

フランチャイズだからといって、すべてのことをサポートしてくれるわけではありません。

市場の特性や競合の数など、自分でも調べて理解しておくようにしましょう。

2

業界の将来性を見通しておくこと

フランチャイズだからといって、それだけで成功が保証されるわけではありません。

中には、将来の見通しが良くないフランチャイズもあり、そうしたフランチャイズに加盟してしまえばフランチャイズ本部と運命を共にすることになってしまうでしょう。

フランチャイズというのは、いわば一蓮托生で事業を進めていくことになります。

それだけに、その業界の将来性を見通しておくことはとても重要です。

一時の流行に乗って起業するのは危険を伴います。

その業界が将来的にどうなるか、10年後もニーズがあるのかなど、きちんと予測を立ててからフランチャイズに加盟しましょう。

3

手厚いサポートがあれば安心して開業できる！

フランチャイズは未経験の人でも無理なく事業展開できるシステムです。

それはフランチャイズが経営の仕方やノウハウを教えてくえるからです。

フランチャイズに加盟することになったら、本部からさまざまなサポートを受けることができるようになるでしょう。

とりわけ優良なフランチャイズは、開業前だけでなく開業後のサポート体制も充実しています。

ただ、中には開業後のサポートをほとんどしてくれず、高額なロイヤリティだけを請求してくるようなところもあります。

ですから、フランチャイズを選ぶときは、開業後のサポート体制も充実しているかどうかを基準に考えるようにしてみてください。

4

事業が自分に合っているか考えよう

事業規模や将来性を考えることも大切ですが、その事業が自分に合っているか考えることも欠かせません。

特に、未経験者の場合、その事業についてわからないことがたくさんあります。

独立開業をすることになれば、昼夜を問わず活動することになるでしょう。

もし自分に合っていない事業だった場合、経営に身が入らなくなってしまうことにもなりかねません。

独立開業には高いモチベーションが必要とされます。

そのモチベーションを醸成するためにも、自分の興味に適う事業を始めることが大切です。

フランチャイズを選ぶ際は事前に調査をしたり、実際の経験者に話を聞いたりして、その事業が自分に合っているかどうかきちんと考えるようにしましょう。

5

健康も忘れずに！体調を考慮してから決める

定年退職した後にフランチャイズで独立開業する人も珍しくありません。

事業展開する上では、できるだけ長く続けたいと考えるものです。

そのため、フランチャイズを始める際は、自分の健康面や体力面ともしっかり相談しておく必要があります。

事業の種類によっては体力を必要とする場合もあります。

せっかく独立開業したのに、体力的についていけないというのではやり切れないでしょう。

未経験の場合は、特に経営を一から学んでいかないといけません。

自分の体調面についても良く考慮して、フランチャイズを始めるようにしましょう。

6

まとめ

たとえフランチャイズであっても、ビジネスに絶対というものはありません。

フランチャイズは本部の看板を借りて、手厚いサポート体制のもとに事業展開することができます。

しかし、それでも経営がうまくいかないことはあります。

特に未経験者の場合、どうしても本部の意向に頼り切りになりがちです。

経営の成否を分ける道は、独立開業後の改善や検証にかかっています。

すなわち、フランチャイズにおんぶにだっこにならず、自分でも経営に取り組むという姿勢が重要になってくるということです。

未経験からフランチャイズに加盟する場合は、何より自分の力で目の前を切り開いていくという心構えを持つようにしましょう。