不動産の開業に必要なこととは?必要な資金はいくら?
不動産業界は経済状況などさまざまな要因に影響を受けつつも、価格帯の大きい住宅販売を中心に大きな利益が見込めるため人気があります。
こうした収益を見込み、独立・起業で不動産業界に進出を考えている人も少なくはないでしょう。
不動産の開業については、免許を始め、さまざまな準備と知識が必要です。
不動産の開業を考えている場合には事前の用意が重要となります。
開業に必要なことや、気になる開業資金についてなど、不動産の開業について詳しく解説していきます。
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不動産を開業したい!その前に知っておくべきこととは
不動産は、住宅や土地に関するさまざまな権利の売買や契約のやり取りが主な業務です。
各種法律に則った扱いが必要で、開業に関しても簡単ではありません。
不動産の開業に際して、どういった知識が必要なのか確認しておきましょう。
不動産を開業するには、まず「宅地建物取引業」の免許が必要です。
従って、個人で開業する場合には「宅地建物取引士」の資格を所有しておく必要があります。
資格があれば開業が即可能というわけではなく、開業の申請には、あらかじめ開業する事務所の設置が必要となります。
さらに、社会的信用の側面からも、個人より法人での開業が有利です。
法人での会社設立の申請も、事前に行っておく方がよいでしょう。
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開業までに踏んでおく手続きをチェック
「宅地建物取引士」の資格取得をはじめ、不動産業開業のためには事前にしておかねばならないことが多くあります。
まず、前提として、宅地建物取引士の資格は持っている必要があります。
その後、開業申請を行うにあたり、会社と事務所の設立を行います。
法人格を得るためには、会社の設立をはじめにしておかねばなりません。
会社の設立まで順調にいった場合で1週間はかかるでしょう。
また、事務所の設置は部屋を借りるなどの処理となりますが、物件の選定と契約などで一定の時間とお金がかかります。
事務所の設置ができたら、はじめて開業申請が可能です。
事務所が1つの場合は所在地の都道府県知事に申請します。
複数の場合は国土交通大臣への申請となるので注意しましょう。
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開業のメリットとデメリットとは?
不動産業の開業のメリットは、やはり経営の自由度でしょう。
会社員の場合は就業規則などで制限されている業務の進行が、起業することにより制限なく個人の裁量で仕事を進められます。
また、なんといっても利益がそのまま自分の報酬となることです。
不動産の契約成立には、まとまったお金が動きます。
そのうちの利益分が自分のものとなるのは、業務を進めるうえでモチベーションにもなるでしょう。
一方、デメリットとしては、開業してすぐ実績に結び付くことが期待できない点です。
契約につながる営業努力がより一層必要となります。
また、個人で行う場合はさまざまな業務をすべてこなさなくてはならず、激務になる可能性があります。
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不動産開業にあたって必要な資金を確認
開業までには事務所の設置が必要になるため、事務所賃貸契約や事務機の購入など、また、会社設立時にもお金がかかります。
資金が必要なのはそれだけではありません。
不動産業をはじめるには、営業保証金を納める必要があります。
保証金は本店だけで1000万円になりますが、保証協会に入会し、入会金20万円と保証金60万円を支払うと、1000万円の営業保証金が免除されます。
この保証金はトラブルにあった際に支払うための預金の意味を持っています。
さらに、加入は強制ではありませんが、加入しておくと営業上有利となる宅建協会への加入金として60万円が必要です。
物件の仲介売買を行う場合は、宅建協会への加入が必須です。
こちらの資金も準備しておくとよいでしょう。5
開業資金の目安とは?これだけ必要!
不動産の開業には、そのほか自社の営業活動の一環として広告宣伝費も必要となるでしょう。
近隣へのチラシのポスティングや、自社サイトの構築などでWEBへの対応は必要です。
チラシの作成やサイトの開設などはテンプレートやアプリケーションなど使用し、自分自身で作成することも可能です。
しかし、より他社との競合に勝つためには、きちんとしたデザインや印刷で制作したものの方が印象がよくなる傾向があります。
こうした宣伝費も含めた不動産開業資金の目安は、およそ1000万円程度だと言われています。
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まとめ
不動産の開業には、資格の取得や事務所の開設、会社の設立など事前に行っておく事項が多々あります。
開業にはあらかじめ事務所の設置の必要があるなど、開業申請までにも手順があり、時間やお金がかかるなど簡単なことではありません。
開業資金についても、事務所の賃貸契約や事務機器などの購入、会社設立にもお金がかかります。
さらに、営業保証金や宅建協会の加入にも資金が必要です。
このように、不動産の開業にはさまざまな用意と資金の調達を行っておくことが重要ですので、周到に準備を進めておきましょう。
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