独立・開業するなら知っておこう!カフェの種類について解説
独立・開業してカフェを始めたいなら、どんなカフェにするのかを決めなければなりません。
落ち着く雰囲気、豊富な品揃えなど、漠然としたイメージならすぐに思いつきますよね。しかし経営者としてカフェを運営していくには、より具体的なコンセプトが必要になるのです。
現在はさまざまな種類のカフェが存在します。明確なコンセプトのないまま始めると、中途半端なカフェになってしまい、失敗する可能性が高くなります。
コンセプトを考える際に重要なのは、しっかりターゲットを絞ることです。カフェ以外にもいえることですが、ターゲットを広げすぎるとサービスの質が低下して、結果的にお客が遠のいてしまうからです。
そこで今回は、ターゲットを絞りやすい4種類のカフェについて紹介します。
1
猫と飲食をともにできる「猫カフェ」
猫ブームの影響もあり猫を飼う人が非常に増えているようです。そのため、猫の飼い主や猫に興味がある人をターゲットとする猫カフェが注目を集めています。
猫カフェは猫用の飲み物や食事も用意しており、飼い主は猫と一緒にくつろげます。猫と一緒に遊んだり、猫が遊んでいる様子を鑑賞したりするスペースがあるなど、猫好きの人にとって非常に魅力的なカフェであるといえます。
猫ブームが到来している昨今、猫カフェはしっかり宣伝すれば一定の集客を見込めます。しかし、それは必要なことをクリアできている場合に限られます。猫カフェで最も必要なのは衛生面のケアです。
カフェは飲食を行う場なので、猫の衛生管理が欠かせないのです。しっかりワクチンを接種して、糞尿を適切に処理するのが基本です。
その他にも、保健所からの指示を守られなければなりません。保健所によって異なりますが、調理場に猫を近づけないことや、猫と遊ぶスペースを飲食する場所から遠ざけることなどを指示されることが多いです。
そのため、店舗設計や内装などを行う前に、保健所に詳細を確認するようにしてください。事前に確認しておかないと、開業してから困ることになるかもしれません。
また、猫カフェを運営するために必須であることがあります。それはお客だけでなく、自分も猫好きであるということです。猫カフェを始めるということは、猫を飼うということだからです。
猫はデリケートな動物です。ストレスなどによって、すぐに体調が悪くなってしまいます。適切な食事や体調管理を行うために、猫の飼い方を熟知しなければなりません。
2
オタク文化の象徴である「メイドカフェ」
メイドカフェとは、メイドの衣装に身を包んだ女の子が、ウェイトレスとして働くカフェを指します。
テレビなどで、「お帰りなさいませ。ご主人様!」という独特の接客挨拶を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
東京の秋葉原や大阪の日本橋には、非常に多くのメイドカフェがあります。今ではメイドカフェは海外でも有名で、観光名所になっている店舗も少なくありません。
いわゆる「オタク文化」は一過性のものではなく、日本の文化として定着しつつあります。メイドカフェはその代表ともいえるもので、安定した集客を見込めるカフェであるといえます。
そのためメイドカフェを始めたいと考えている人も多いでしょう。しかし、オタク文化は奥が深く、興味のない人が営利目的のために始めても上手くいかない可能性があります。
たとえばターゲットの年齢や性別を考えることは非常に重要です。メイドカフェのお客は男性だけではありません。
男性と女性では好きなアニメの傾向が異なるように、メイドに対するイメージも異なる場合があります。
年齢層によっても好みの傾向が異なるなど、一口にメイドカフェといっても、ターゲットをどう定めるかによって、さまざまなスタイルが考えられるのです。
立地の決定にも関わってきますが、まずどの客層をターゲットにするのか決めてください。そうしなければ、メイドを採用する際の基準も定められません。
3
健康と美容に良い「オーガニックカフェ」
時代の移り変わりとともに健康志向の人が増えていますよね。そんな人たちにオーガニックカフェは人気があります。
オーガニックカフェで提供するメニューは有機栽培で育てた野菜や果物が中心です。健康に良い効果のある料理を食べることによって、健康になるだけでなく、身体の内側から綺麗になる効果があるとされています。
そのため利用者の中には、美意識の高い女性も多くいます。オーガニックカフェは通常のカフェに、健康と美容という付加価値を加えたものであるといえます。
今後も健康や美容に対する意識は高まっていくと予想されるので、オーガニックカフェはカフェを開業するなら候補に入れたいところですよね。
しかし、気軽な気持ちでオーガニックカフェを始めるのは避けた方が良いでしょう。その理由は通常のカフェより配慮しなければならないことが多いからです。
たとえば、オーガニックカフェは通常のカフェより食材の入手が難しい傾向があります。有機栽培で作った野菜や果物を仕入れ続けるのは簡単ではありません。
生産量が通常の野菜や果物より少ないため、天候などの影響で突然入手できなくなる事態もありえます。そのため、常にいくつかの仕入れ先を確保するなどの工夫が必要です。
また価格設定も慎重に行わなければなりません。有機栽培で食材をつくるとコストがかかっています。そのため、それらを使って提供するメニューの価格も、どうしても高く設定せざるを得ません。
あまり高くしすぎると客足が遠のきますし、安すぎると赤字になってしまいます。相場の調査をしっかり行い、適切な価格設定を行わなければならないのです。
4
自由にリラックスできる「インターネットカフェ」
インターネットカフェは、飲食をしながら各席に置いてあるパソコンを利用できるカフェです。インターネットの普及にともない、その数は飛躍的に増えました。
そのため、インターネットが利用できるだけでは十分な集客が見込めないこともあり、インターネット以外のアミューズメントも提供する店舗が多くなりました。
漫画を自由に読めたり、DVDの鑑賞もできたりするなど、自由にくつろげるスタイルが一般的です。フリードリンク制で単位時間あたりの料金を定めていることが多いです。
インターネットカフェが他のカフェと大きく違うのは、深夜であっても集客を見込めることです。特に都心部では24時間営業であるのが一般的で、深夜でも若者を中心に多くの人が訪れます。
個室で睡眠をとったりシャワーを浴びたりできるなど、カフェの範疇を越えている店舗も少なくありません。
またインターネットカフェは、立地が他のカフェと異なっているケースが少なくありません。通常のカフェは人通りが多く、視認しやすい場所にあるのが望ましいとされています。
しかしインターネットカフェは、あまり目立たないところにも多く見られます。それは日常の喧騒から離れて、リラックスしたいと考えている人達をターゲットとしているからです。
インターネットカフェを始める場合は、目立つ場所で開業することが、集客に直結するとは限らないと覚えておきましょう。
5
まとめ
一口にカフェといっても、さまざまな種類があるとお分かりいただけたのではないでしょうか。
今回紹介した4種類のカフェは適切な準備と運用できれば、高い集客を見込めます。そのためには、しっかりコンセプトを定めることが何より重要です。
効果的なコンセプトを考えるのは、自分の興味のある分野でなければ難しいもの。
単純に集客が見込めるからといって、興味がないのに流行りに飛びつくのは良くありません。
猫が好きなら猫カフェ、有機野菜が好きならオーガニックカフェというように、自分が一番興味を持っている分野で開業するのが良いでしょう。
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