カレー屋を開業する人が押さえておきたいポイント
カレーが好きで「自分のお店を持ちたい」と思った場合、いろいろと用意しておかなければならないことがあります。
開業資金やターゲット層の選び方、店舗を持つかキッチンカーで営業するかなど、カレー屋を開業するにもさまざまな選択をしなければなりません。
今回は、カレー屋開業のために必要なポイントをまとめました。
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どんなカレーを提供する?カレー屋の種類とは
カレー屋と言っても、さまざまな種類があります。多種多様なカレーを提供する店舗、特定のメニューを提供する専門店などです。カレーは入れる具材によってさらに種類が広がっていく料理なので、難しいジャンルかもしれません。シーフードカレー、野菜カレー、キーマカレーなど、どんなカレーを提供したいかによって店舗の種類も変わります。内装やインテリアを決める際にも重要になるポイントなので、どんなカレー屋にするかはじっくり考えて決めてください。たとえば、タイやインドなど外国のカレーをメインにするのであればエスニックやアジアンな内装にするというように、カレー屋の種類は経営するうえで重要なポイントになります。
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カレー好きも千差万別!どの層をターゲットにする?
カレー屋を開業する前に必ずやっておくことは「ターゲット層の選定」です。食べ盛りの学生や忙しいビジネスマンやOL、外国からの観光客など、ターゲットにできる層もさまざまです。そのため、どの属性に狙いを定めるかを考えておく必要があります。どの地域に出店するのかを基準に考えると、ターゲットが見えやすくなるかもしれません。たとえば、ビジネス街にカレー屋を開業する場合はサラリーマンとOL、住宅街であれば家族連れやシニア層をターゲットとして狙うことができるでしょう。ターゲット層に合わせたカレーの開発、トッピングやサイドメニューの選定も重要です。
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カレー屋の開業するために必要な届出や資格は?
カレー屋を始める際、必要になる資格は特にありません。民間資格や国家資格を取得する必要ないので、開業しようと思えばすぐに始められるメリットがあります。しかし、『飲食店営業許可書』は必要になります。この許可書は保健所が行っている『食品衛生責任者講習』に参加し、責任者資格を取得したあとに手続きを済ませることで許可書が発行されます。無許可で営業をすると行政処分が下されてしまうので、必ず許可を取得してください。営業の停止や営業許可の取り消しになるケースもありますので、注意してください。
カレー屋として営業していくなら『カレーエキスパート』と呼ばれる資格を取得してもいいかもしれません。この資格は『カレーの真の専門家』として来店客やカレーメーカーに対してアピールができるもので、お店の信頼度がアップする効果も期待できます。カレー屋の運営に余裕が出てきたときに取得してみるのもいいのではないでしょうか。
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気になる開業資金!カレー屋を始めるときの資金
カレー屋を開業する際に必要な資金は約700~800万円と言われており、そのうち、物件の購入費用と改装費用で300~600万円がかかります。どの地域に物件を購入するかにもよりますが、最低でも1,000万円は用意しておいた方がいいでしょう。また、経営が軌道に乗るまでの余裕資金50~550万円(こちらも店舗の大きさや営業形態によります)も用意しておくと安心です。設備を整える資金はどのくらい必要になるかはシミュレーションしにくいのですが、しっかりと計算しておくことが重要です。銀行から融資を受けたい場合はしっかりとした事業計画が必須になりますので、綿密にシミュレーションすることをおすすめします。
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店舗を持たずにキッチンカーで開業する方法も!
カレー屋は物件を必ず購入しなければならないというわけではありません。キッチンカーを利用して営業する方法もあります。カレールーは屋内で調理しておき、ごはんだけを車内で炊くという方法が一般的になっています。社内に搭載しておく設備は炊飯器・ガス台・冷蔵庫、この他にも冷凍庫やフライヤーなども必要なので、しっかりと設備を整えておきましょう。
制約が多いので、開業前にしっかり覚えておきましょう。まずキッチンカーは『移動販売』というカテゴリになり、販売する予定の地域に『食品営業許可』を取得しなければなりません。たとえば、A地区・B地区・C地区でカレーを販売するときは、ABCすべての保健所に『出店条件』や『車の給水タンクや容量』を問い合わせ、各地区が提示する条件ごとにキッチンカーの整備を済ませる必要があり、店舗を持つよりも手続きが複雑になっています。また、申請手数料も地区ごとに必要なので、これらの手続きをクリアする必要があります。
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まとめ
カレー屋を開業する際、特別な資格は必要ありません。開業資金と余裕資金、事業計画をきちんと用意し、食品衛生許可証を取得すれば誰でも開業できます。事前のマーケティングやターゲット層の選定、メニュー作成が重要になります。開業資金の他にも、経営が軌道に乗るまでの資金も別途必要なので、ちゃんとした計画を立てておかないと失敗するリスクもあります。店舗を持たずキッチンカーを使って移動販売する方法もありますが、その際は販売地域の保健所にきちんと申請をしましょう。地域によっては細かいルールがあり、ちゃんと守らないと販売ができないので注意してください。
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